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2007年09月27日(木)更新

ゴールドラット博士 再来日

「ザ・ゴール」、制約理論(TOC)で著名なゴールドラット博士が昨年に引き続き、今年も来日されます。



ゴールドラット博士来日公演 バイアブル・ビジョン・セミナー
11月27日(火曜)
虎ノ門パストラル ミモザにて



今年も公演のあとに懇親会があるので、直接博士と話す機会があります。
書籍では得られない学びがきっと得られるでしょう。


昨年のセミナーの模様
(写真は昨年のセミナーの様子。 携帯で撮ったので画像が不鮮明で申し訳ありません。)

2007年09月26日(水)更新

社長にならなければできなかったこと

<質問>
「社長にならなきゃ、できなかったことってありますか?」
(東洋大学経営学部4年 渡辺麻貴さん)




サラリーマンの頃は、小さな組織で総務や経理などの仕事をしていたこともあって、
いろいろと仕事をさせて頂きました。

でも今から考えると、やっぱり総務や経理の立場からの仕事であって、
今ならもっと深い仕事ができたのになぁ、と思います。

やっぱりそれは経営者になって、全社のことに責任を負うからでしょう。

社内で行う最終的な意志決定や部門間での質の高い調整は、社長でなきゃ難しいことがあります。



例えば先日も、
新しい工場棟の細かい仕様の件で、建設業者から提案図面が送られてきたのだけど、
窓口となる総務の人であれば、製造部に丸投げして、
「製造部さん、対応どうするかお願いね。」だけで終わってしまう。

だって製造のことだから製造に任せたらいいもの。
これは正しい意思決定です。


でも私なら
「この図面見てどう思う? 私もこの案しかないかな、と思っていたから結構業者さんの言うことは妥当だと思う。」
と、担当の製造部と意志決定に参加できます。
もしこれが他部門との調整が必要なら、そういう提案をして段取りを組むでしょう。


少し首を突っ込んでいろいろ知れば、とても簡単にできることなのに、
でも一部門の仕事だけをしていると中々そうはできないものです。
私も同じだったからそんな風に思います。


でもやっぱり、スタッフ全員が経営者感覚をもっと持ってくれたら、
と思うのも経営者なら誰でも思う常。
そういう人材を育てるのもきっと経営者でないとできないのでしょう。



あとひとつ・・・・。
スタッフの一人からこんなことを言われたことがあります。

「時々社長は自分に任せきりで、一緒に走ってくれないときあるからなぁ。」(笑)

社員さんと一緒に走るのも社長でないと出来ません。 (反省)

2007年09月22日(土)更新

あぶさんのサインボール

日産のアンケート返信プレゼントキャンペーンに応募したら当たりました。

水島先生のサインボールとドカベン全48巻(^^)
感激ですっ!


ドカベン全48巻とサインボール



水島先生サインボール



そう言えば、20日から東京ゲームショウが始まっていますが、
出展ゲームの中に自分の写真を読み込むと
ゲームの中のサッカー選手に自分がなってプレーできる、
というのがあるそうです。

社内で9人のチームを作って、明訓ナインと対戦するような
野球ゲームができるといいね(^^)

2007年09月21日(金)更新

生産の流れを変えてみる

生産現場でモノの流し方を変えてみることにしました。


もう既に一部には導入済みで、モノの滞留(生産が遅れたり、仕掛が工程間にふん詰まり状態になること)が解消され、一定の効果は上がっているのだけど、今回全社的に導入します。


昨日は職長を集めてのその説明会と打合せ。


機械設備を変えたり新しい機械を導入するのではなく、
また設備レイアウトを変えるわけでもありません。

ただ単に資材投入の入り口から出荷の出口までのスケジュールの出し方と
工程間のモノの受け渡しのルールを変えるだけです。


でも案外これが難しい・・・・・。
今まで慣れ親しんできた仕事のやり方を変える、
つまり仕事の「方針」も変えることになるわけですから。


「方針」というものは経営方針書のように明文化されているされているものと、
長年の仕事の流れから慣習化していて目に見えないものがあります。

特に後者の場合は、
「今までこういう風に仕事をしてきたけど、明日からは変えましょう。」
と言っても、中々変えることはできません。

なぜなら慣習化された仕事は、普段から意識しているわけではなく、
そのやり方が当然で”正しい”と思っているわけだから。

だから当然のように現場ではいろいろと抵抗が生まれます。


ゴールドラット氏の制約理論では、これらのことを「方針制約」という言葉でまとめています。


目に見えない社内の方針をどこまで意識化できるか、
これが設備を変えずに、生産を効率化するキーとなります。

2007年09月15日(土)更新

案外工場の中は明るかった?

昨日は新工場打合せの日。
話題の中で照明のことが取上げられました。


一般の製造工程などの普通の視作業(例えば組立て、検査、包装、選別など)は300ルクスから500ルクスだそうです。


弊社の工場の中を測ってみると、明るいところで1500ルクス。
これは印刷工場での植字なんかの細かい視作業から、精密機械や電子部品の製造など極めて細かい作業の間くらいの明るさです。


工場見学に来られたお客さんからは、もっと明かりを採った方が良い、と言われたこともあったのですが・・・・・・(^ ^;


暗かったのは、屋根や壁の古びた暗い色のせいだったのでしょうか?
以外に弊社の工場は明るかった、です。

2007年09月12日(水)更新

仕事は楽しみか、 成長の手段か

<質問>
人生において、仕事は楽しみですか。それとも、成長の手段でしょうか。
(東洋大学経営学部4年 渡辺麻貴さん)




仕事は楽しくもあり、また仕事を通じての気付きは自分を高めると思います。

何よりも、仕事を通じて多くの人に出会えたこと、
彼(彼女)から多くのことを学び、楽しき時間を過ごせたこと、
そしてさらに探究したい、と素直に思えること、

このことは何物にも変えがたく、とても幸せなことであると思っています。



昨日のニュースで、急患を診察出来ず、結果、他の病院に搬送され死亡された事件が報道されました。
とても悲しいことだと思います。


5分でもいいから医師が対応できたら、
もう少し看護師がつっこんだ問診をしていれば、
「if」、のことを思わずにおれません。


仕事を通してみんなやっていることは違うけれど、
仕事の有り方、チームの有り方、ひいては組織の有り方、
そういったことを仕事を通して気付いていくことが、
私たちの生活の有り様を良くすることでないかと思います。

2007年09月10日(月)更新

”大阪のビジネスを熱くする” bplatz press vol.80 に掲載

(財)大阪市都市型産業振興センター(注1)が運営する大阪産業創造館が発行しているビジネス情報誌「bplatz press(ビープラッツプレス)」9月号に弊社が紹介されました。


大阪産業創造館の「ビジネスチャンス倍増プロジェクト」で出会った独自の技術・戦略を持つオンリーワン企業として取上げられています。


bplatz press ビープラッツプレス 2007年9月号


(クリックすると記事が読めます)
アタック! オンリーワン オンリーワン企業を探せ No.63


(注1)(財)大阪市都市型産業振興センター
政令指定都市に設置されている都道府県等中小企業センター。

2007年09月06日(木)更新

”報告”の難しさ

ホウレンソウ、
報告、連絡、相談・・・・仕事の基本です。



でも報告ひとつにしても案外難しいところがある。


例えば一つの仕事を与えても、
「わかりました。仕事が回るよう残業してでもがんばります」

「わかりました。この仕事をします。でも残業は毎日発生しますので了解してください。」
というのではニュアンスが異なる。


前者であれば、がんばって創意工夫して効率的に仕事をしてくれるのだろう、
と感じるし、
後者であれば、残業が毎日発生する、というコスト面の課題に目が行く。



報告ひとつで上司の判断も変わってくる。

2007年09月05日(水)更新

商品・サービス名抜きで自社を語る

<質問>
経営者会報ブロガーのみなさまにお聞きしたいことがあります。
「商品・サービス名を出さずに御社について説明してください」
と聞かれたら、どのようにお答えになりますか。
その際の着眼点は、「自社の強み」や「差別化ポイント」なのでしょうか。
あるいは、もっと別のものなのでしょうか。
(明治大学商学部 石黒美帆さん)




手前どもは、「ものづくり」の会社ですから、得意とする「ものづくり(製品)」のことを語らずに自社を述べることはできません。 

弊社の「お客さまへの約束」にあるように、
ものづくり」を通して、
お客様に安心してプラントやボイラー設備などの現場で日々がんばっておられるお客様に
安心感を提供する」、
必要なときにいつでも安心して取引いただく」、


それが弊社の使命だと、社員一同思っております。

2007年09月04日(火)更新

工場レイアウトで一番困ったのがトイレの位置?

コンペで採用された新工場のレイアウト案を基に、工場内での実際の動きや予算などにあわせてさらに検討を加えています。



最後まで困ったのは、トイレの位置。
工場の広さは現状よりほんの少し余裕を持っただけなので、
動線優先で機械を配置すると工場の中に何とトイレを置く場所がない・・・・(汗;)
入り口付近にスペースがあるけど、ここに置くと一番奥の作業者が走ってトイレに駆け込むことになりかねないから、これはちとヤバイ。
男所帯の工場では小より、大の方が切実ですから。。。。。



結局、建築業者さんと相談して、臭気を換気する必要と配管の長さを考えてトイレの位置は壁際に、そこにあった機械の配置を少し変えることにしました。
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会社概要

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個人プロフィール

同志社大学文学部社会学科社会福祉学専攻を卒業医)松田クリニック・健育研究所に勤務し、デイケアなどに精神科ソーシャルワーカーとして携わった。 ソフトウェアハウス、外資系メーカーにて経理・総務・輸入物流の担当を経た後、2001年(株)サワダ製作所 代表取締役。TOC(制約理論)思考プロセス・ジョナの有...

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