株式会社サワダ製作所 代表取締役 澤田 浩一 の日記 | 経営者会報 (社長ブログ)
株式会社サワダ製作所 代表取締役 澤田 浩一 の日記です
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2010年09月15日(水)更新
「ご自身のストレス耐性」について
〈質問〉----------------------------------------------------
ご自身のストレス耐性は強い方だと思いますか?
トップはことのほか強いストレスを感じていらっしゃるかと存じますが、
「ストレス」をどのように捉えていますか?
(経営者会報ブログ事務局 田中学)
----------------------------------------------------------------
私の場合は、気付かぬうちにストレスをためるタイプかなぁ。
なので仕事のオン・オフをきちんとしないといけないのだけど、なかなかできません。
正しいかどうかはわかりませんが、ストレスには日常的に溜まる「小さな」ストレスと、長期的に心身に影響する「大きな」ストレスがあるように思います。
生きている限り大なり小なりストレスはあるものですが、「小さな」ストレスは、普段から緊張・弛緩のサイクルを意識して作ること(私は苦手ですが(汗))が大切。
要は仕事を一生懸命して遊ぶこと。
でないとストレスの積み重ねで溜まっていくと、ダウンしたりするんですよね。
「大きな」なストレスは、例えば
閉塞感を感じて、どこにも行き場がないのだと、
置かれている状況が八方塞がりなのだと、
そういうときに起こったりする。
これほどしんどいことはないでしょう。
そういう時って得てして孤独感を感じたりするしね。
言わば最大値のストレス。
「大きな」ストレスには、イノベーションなるものが必要だと思う。
新しい価値観や考え方を変えていくこと。
イノベーションは決して組織だけに当てはまるものだけではなく、個人にも当てはまります。
イノベーションを図ることで閉塞感から抜け出していく。
でも新しい価値観や考え方を変える、と言っても大きく変えることはない。
P.F.ドラッカーもイノベーションは、新しいくせに大きく見えるものこそ怪しめ、と述べています。
ドラッカー曰く、
「常に小さく、取るに足りず、将来性さえ確実でない。」(*)、そういうものを大事にして一歩、一歩、歩むことが大切だと。
一歩、一歩、歩むということは、ゴールや目標があるから歩めます。
目標やゴールがある人ほど、強い人はない。
目標やゴールを持ち、芯をぶらさないこと、
これが「大きな」ストレスへの対処法だと思います。
(*)イノベーションと企業家精神(ダイヤモンド社刊 P.F.ドラッカー著)
ご自身のストレス耐性は強い方だと思いますか?
トップはことのほか強いストレスを感じていらっしゃるかと存じますが、
「ストレス」をどのように捉えていますか?
(経営者会報ブログ事務局 田中学)
----------------------------------------------------------------
私の場合は、気付かぬうちにストレスをためるタイプかなぁ。
なので仕事のオン・オフをきちんとしないといけないのだけど、なかなかできません。
正しいかどうかはわかりませんが、ストレスには日常的に溜まる「小さな」ストレスと、長期的に心身に影響する「大きな」ストレスがあるように思います。
生きている限り大なり小なりストレスはあるものですが、「小さな」ストレスは、普段から緊張・弛緩のサイクルを意識して作ること(私は苦手ですが(汗))が大切。
要は仕事を一生懸命して遊ぶこと。
でないとストレスの積み重ねで溜まっていくと、ダウンしたりするんですよね。
「大きな」なストレスは、例えば
閉塞感を感じて、どこにも行き場がないのだと、
置かれている状況が八方塞がりなのだと、
そういうときに起こったりする。
これほどしんどいことはないでしょう。
そういう時って得てして孤独感を感じたりするしね。
言わば最大値のストレス。
「大きな」ストレスには、イノベーションなるものが必要だと思う。
新しい価値観や考え方を変えていくこと。
イノベーションは決して組織だけに当てはまるものだけではなく、個人にも当てはまります。
イノベーションを図ることで閉塞感から抜け出していく。
でも新しい価値観や考え方を変える、と言っても大きく変えることはない。
P.F.ドラッカーもイノベーションは、新しいくせに大きく見えるものこそ怪しめ、と述べています。
ドラッカー曰く、
「常に小さく、取るに足りず、将来性さえ確実でない。」(*)、そういうものを大事にして一歩、一歩、歩むことが大切だと。
一歩、一歩、歩むということは、ゴールや目標があるから歩めます。
目標やゴールがある人ほど、強い人はない。
目標やゴールを持ち、芯をぶらさないこと、
これが「大きな」ストレスへの対処法だと思います。
(*)イノベーションと企業家精神(ダイヤモンド社刊 P.F.ドラッカー著)
2010年09月13日(月)更新
今日はお葬式に行ってきました
弊社の社員であるSさんが昨日の朝亡くなられました。
3月くらいから体調を崩されて闘病生活を送っておられましたが、非常に残念です。
実直な方で、労働組合の委員もされていました。
ここ3年程は工場移転や不景気で、社員旅行をしていなかったのですが、
Sさんには楽しみだったようで、毎年、「社長、今年は社員旅行、行かへんの?」と私によく言ってたのを思い出します。
享年62歳、心からご冥福をお祈りしています。
3月くらいから体調を崩されて闘病生活を送っておられましたが、非常に残念です。
実直な方で、労働組合の委員もされていました。
ここ3年程は工場移転や不景気で、社員旅行をしていなかったのですが、
Sさんには楽しみだったようで、毎年、「社長、今年は社員旅行、行かへんの?」と私によく言ってたのを思い出します。
享年62歳、心からご冥福をお祈りしています。
2010年09月07日(火)更新
「失敗を糧にする組織」について
〈質問〉----------------------------------------------------
失敗を成長の糧にするような組織をつくるために、
経営者のみなさんはどのような工夫をなさっていますか。
(経営者会報ブログ事務局 田中学)
----------------------------------------------------------------
弊社では会議でファシリテーションという手法を取り入れていますが、
その中で必ず行うのが「ふりかえり」
会議終了後、参加者全員が、会議でうまくいったこと、いかなかったこと、をお互いに述べていきます。
そして、うまくいかなかったことは次回からの会議に生かすようにしていってます。
失敗を糧にする組織とは、必ずうまくいかなかったことを「ふりかえり」、次回以降に生かす組織だと思います。
P.F.ドラッカーの「イノベーションと企業家精神」(ダイヤモンド社)にも書かれていることですが、綿密なマーケティングを行い、莫大な開発予算と広告費用をかけたにも関わらず、販売がまったく振るわずマーケティング史上に残る最大の失敗をした例として、フォードの「エドセル」があります。
ただフォードが素晴らしかったのは、その後失敗を受け止めて、その上で市場分析してサンダーバードという名車を生みだしたこと。
企業とは、意思決定を行うのが最大の仕事ですから、かならずそこにはリスクがあります。
リスクをどう抑えて生かしていくためには、ひとつにはしっかりした計画を立てること、そして、ふりかえる時間をしっかり取ることです。
どんな組織でも、会議という仕組みはありますから、要はいかに計画とふりかえり、そして次の行動に移せるように細かく、手をかけてあげることだと思います。
失敗を成長の糧にするような組織をつくるために、
経営者のみなさんはどのような工夫をなさっていますか。
(経営者会報ブログ事務局 田中学)
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弊社では会議でファシリテーションという手法を取り入れていますが、
その中で必ず行うのが「ふりかえり」
会議終了後、参加者全員が、会議でうまくいったこと、いかなかったこと、をお互いに述べていきます。
そして、うまくいかなかったことは次回からの会議に生かすようにしていってます。
失敗を糧にする組織とは、必ずうまくいかなかったことを「ふりかえり」、次回以降に生かす組織だと思います。
P.F.ドラッカーの「イノベーションと企業家精神」(ダイヤモンド社)にも書かれていることですが、綿密なマーケティングを行い、莫大な開発予算と広告費用をかけたにも関わらず、販売がまったく振るわずマーケティング史上に残る最大の失敗をした例として、フォードの「エドセル」があります。
ただフォードが素晴らしかったのは、その後失敗を受け止めて、その上で市場分析してサンダーバードという名車を生みだしたこと。
企業とは、意思決定を行うのが最大の仕事ですから、かならずそこにはリスクがあります。
リスクをどう抑えて生かしていくためには、ひとつにはしっかりした計画を立てること、そして、ふりかえる時間をしっかり取ることです。
どんな組織でも、会議という仕組みはありますから、要はいかに計画とふりかえり、そして次の行動に移せるように細かく、手をかけてあげることだと思います。
2010年09月07日(火)更新
「ものづくり現場」カイゼンセミナー
今日は尼崎商工会議所・日本商工会議所主催の「ものづくり現場」カイゼン・セミナーの公開指導を受けました。
今回も古畑先生から、機械加工の方法、手元化などを学びました。
参加者の方も聞きもらさまいと、熱帯低気圧になるような熱気。
次回は10月に再度開催予定です。

今回も古畑先生から、機械加工の方法、手元化などを学びました。
参加者の方も聞きもらさまいと、熱帯低気圧になるような熱気。
次回は10月に再度開催予定です。

2010年08月31日(火)更新
明日は工場見学会を開催します
明日は弊社にて(社)京都工業会・中小企業見学会 様の工場見学会を開催致します。
小生からは、弊社のIT活用とTOCへの取り組みについてお話させていただく予定です。
だいぶ緊張しておりますが・・・(汗)
精一杯お話させていただきます。
暑い日が続きますが、ご来社お待ち申しあげております。
小生からは、弊社のIT活用とTOCへの取り組みについてお話させていただく予定です。
だいぶ緊張しておりますが・・・(汗)
精一杯お話させていただきます。
暑い日が続きますが、ご来社お待ち申しあげております。
2010年08月24日(火)更新
「経営上でやり直したいこと」について
〈質問〉----------------------------------------------------
会社を経営なさってきたなかで、一度だけやり直せるとしたら、
何をやり直したいですか? あるいは、どの段階からやり直したいですか?
(明治大学商学部 土屋 麗紀さん)
土屋さんのブログ「LUSHの石鹸が大好きな人へおくるブログ」
「大学生の育児ブログ~学生もママも仕事も。」
----------------------------------------------------------------
もしやりなおせるとしたら、先代のころからの事業構造を見直してみたい・・・
と、いっても私はまだ生まれてはいませんが。
冗談のように思われるかもしれませんが、私のような2代目の立場からは、まんざら冗談でないことがある。
企業が戦略を立てる上で、必ず目を向けないといけないもののひとつが、その企業を取り巻く環境で変えることのできない要因は何か、ということについてです。
自社を取り巻く環境で変えることがほとんど不可能な要因については、この場では決して口が裂けても言えませんが、経営戦略のどの教科書にも書かれている例を上げるなら、例えば人口動態。
「日本が少子高齢化を迎えて、我が社の取り巻く環境は○×□△となり、今我が社のようなカネもヒトもモノもない中小企業の現状と照らし合わせると、☆※△□が今後の我が社が生き残るための制約条件になる。」
と、いったようなことはどこの会社にもあるはずです。
特に2代目、3代目といった経営者には先代からの「行い」が案外シビアな制約条件になったりすることがある。
「あのとき先代がこうしてくれてたら」、なんて・・・・・・
でもね、
やっぱり経営者として今ある自分は、先代の「行い」のおかげなんです。
先代がしっかりしたビジネスモデルを立ち上げてくれていたから、ちゃんと今も事業を継続できてます。
だから最終的には感謝の念。
しっかり引き継いだものを守るのが次世代の役目。
いろいろな失敗はあっても、ご質問のようなことは考えないようにしよう、と改めて心に誓うのです。
会社を経営なさってきたなかで、一度だけやり直せるとしたら、
何をやり直したいですか? あるいは、どの段階からやり直したいですか?
(明治大学商学部 土屋 麗紀さん)
土屋さんのブログ「LUSHの石鹸が大好きな人へおくるブログ」
「大学生の育児ブログ~学生もママも仕事も。」
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もしやりなおせるとしたら、先代のころからの事業構造を見直してみたい・・・
と、いっても私はまだ生まれてはいませんが。
冗談のように思われるかもしれませんが、私のような2代目の立場からは、まんざら冗談でないことがある。
企業が戦略を立てる上で、必ず目を向けないといけないもののひとつが、その企業を取り巻く環境で変えることのできない要因は何か、ということについてです。
自社を取り巻く環境で変えることがほとんど不可能な要因については、この場では決して口が裂けても言えませんが、経営戦略のどの教科書にも書かれている例を上げるなら、例えば人口動態。
「日本が少子高齢化を迎えて、我が社の取り巻く環境は○×□△となり、今我が社のようなカネもヒトもモノもない中小企業の現状と照らし合わせると、☆※△□が今後の我が社が生き残るための制約条件になる。」
と、いったようなことはどこの会社にもあるはずです。
特に2代目、3代目といった経営者には先代からの「行い」が案外シビアな制約条件になったりすることがある。
「あのとき先代がこうしてくれてたら」、なんて・・・・・・
でもね、
やっぱり経営者として今ある自分は、先代の「行い」のおかげなんです。
先代がしっかりしたビジネスモデルを立ち上げてくれていたから、ちゃんと今も事業を継続できてます。
だから最終的には感謝の念。
しっかり引き継いだものを守るのが次世代の役目。
いろいろな失敗はあっても、ご質問のようなことは考えないようにしよう、と改めて心に誓うのです。
2010年08月23日(月)更新
暑さ対策
お盆が過ぎたとはいえ、まだまだ猛暑の続く関西。熱中症があちこちで話題に上っていますが、
今年は思い切って、工場屋根に遮熱塗料を塗りました。
=>ミラクール URL:http://www.nspg.co.jp/seihin/syanetu/index.html
効果は、以下の通りです。
塗装前(9年9月2日) 塗装後(10年7月30日)
-----------------------------------------------------------------------
外気温度 32.2℃ 32.5℃
天井下室温 38.4℃ 29.7℃
-----------------------------------------------------------------------
-8.7℃
今年は思い切って、工場屋根に遮熱塗料を塗りました。
=>ミラクール URL:http://www.nspg.co.jp/seihin/syanetu/index.html
効果は、以下の通りです。
塗装前(9年9月2日) 塗装後(10年7月30日)
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外気温度 32.2℃ 32.5℃
天井下室温 38.4℃ 29.7℃
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-8.7℃
2010年08月12日(木)更新
「海外に出たいという意欲を持つ若者」について
〈質問〉----------------------------------------------------
日本は様々な分野でガラパゴス化していると言います。
私もそのことに問題意識を持っていますが、世界に出て行く決心がつきません。
教育関係の職に進みたいのですが、帰ってきてからの受け皿がなさそうで
心配だからです。もし、社員の方が海外に勉強に行くなどと言ったら、
経営者の皆さんは、どのようなことをアドバイスなさいますか?
(明治大学商学部 築比地 健太さん)
築比地さんのブログ「粋でいなせな江戸の心」
----------------------------------------------------------------
社員から海外に勉強に行く、と言われたら、私は「どんどん行きなさい。」とアドバイスします。
なぜなら最初は専門分野で活躍していても、トップマネジメント層に上がると、途端に力を発揮できなくなる場合があるから。
トップマネジメント層では、自分の専門分野以外の多くの人間と仕事をしなければなりません。
そのためには大局から見る目、複眼的な思考が必要になってきます。
ですが専門分野で活躍していると、得てしてそういう見方ができなくなる。
そういうときには、ドラッカーも述べてるように、ひとつは二つの分野で専門家になること、
そしてもうひとつは異文化に触れ、そこにどっぷり浸かることだと思います。
だからどんどん海外に出て、複眼的な思考を身につけましょう。
ただし現実的には日本は閉鎖的なところが多々ありますから、帰国後の進路も踏まえて検討することは大切だとは思います。
-----------------------------------
弊社は明日からお盆休みに入らせていただきます。
小生もしばらくまた放浪の旅(?)に出るので、このブログも23日頃くらいまでお休み致します。
みなさま、良き休暇をお過ごしください。
日本は様々な分野でガラパゴス化していると言います。
私もそのことに問題意識を持っていますが、世界に出て行く決心がつきません。
教育関係の職に進みたいのですが、帰ってきてからの受け皿がなさそうで
心配だからです。もし、社員の方が海外に勉強に行くなどと言ったら、
経営者の皆さんは、どのようなことをアドバイスなさいますか?
(明治大学商学部 築比地 健太さん)
築比地さんのブログ「粋でいなせな江戸の心」
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社員から海外に勉強に行く、と言われたら、私は「どんどん行きなさい。」とアドバイスします。
なぜなら最初は専門分野で活躍していても、トップマネジメント層に上がると、途端に力を発揮できなくなる場合があるから。
トップマネジメント層では、自分の専門分野以外の多くの人間と仕事をしなければなりません。
そのためには大局から見る目、複眼的な思考が必要になってきます。
ですが専門分野で活躍していると、得てしてそういう見方ができなくなる。
そういうときには、ドラッカーも述べてるように、ひとつは二つの分野で専門家になること、
そしてもうひとつは異文化に触れ、そこにどっぷり浸かることだと思います。
だからどんどん海外に出て、複眼的な思考を身につけましょう。
ただし現実的には日本は閉鎖的なところが多々ありますから、帰国後の進路も踏まえて検討することは大切だとは思います。
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弊社は明日からお盆休みに入らせていただきます。
小生もしばらくまた放浪の旅(?)に出るので、このブログも23日頃くらいまでお休み致します。
みなさま、良き休暇をお過ごしください。
2010年08月10日(火)更新
ドラッカーの入門書読んでます
昨日、今日と業務会議、経営会議と開きました。
8月はお盆休みが入るので、心理的にはタイトになぜか感じてしまいます。
近くのガストで冷しゃぶ食べて頑張らないと・・・
読書の方ですが、今はウィリアム・コーンの「ドラッカー先生の授業」を読んでます。
クレアモント大学院大学で直接受けたドラッカーの授業の様子や学んだことが書かれてますが、ドラッカーの含蓄ある言葉をどう噛砕いたらいいか学べて、勉強になる一冊です。
ドラッカー入門書としてもお薦めです。
8月はお盆休みが入るので、心理的にはタイトになぜか感じてしまいます。
近くのガストで冷しゃぶ食べて頑張らないと・・・
読書の方ですが、今はウィリアム・コーンの「ドラッカー先生の授業」を読んでます。
クレアモント大学院大学で直接受けたドラッカーの授業の様子や学んだことが書かれてますが、ドラッカーの含蓄ある言葉をどう噛砕いたらいいか学べて、勉強になる一冊です。
ドラッカー入門書としてもお薦めです。
2010年08月05日(木)更新
「心に決めている師匠(先生)」について
〈質問〉----------------------------------------------------
心に決めている師匠(先生)はいますか?
また、我々起業を目指す学生に師匠がいたほうがよいと思いますか?
(明治大学商学部 松崎 進さん)
松崎さんのブログ「センター試験現代文研究
~~現役明治大学生がやります」
----------------------------------------------------------------
人が「この人を師匠(先生)にしよう」と思うときは、おおむね
1.師匠(先生)の生き方そのもの、人生哲学に強く惹かれる、共感できるとき
(感動系)
2.師匠(先生)の知見、専門知識、あるいは思考モデルに強い刺激を受けるとき
(知的刺激系)
のときのように思います。
それはいろいろな人に実際に出会ったり、話を聞いたり、あるいは書物を通して「知る」ことにより、刺激を受け、意識の中に自然発生的に生まれてきます。
また歳を経るにつれ、後者よりも前者の師匠(先生)を得る傾向があるようです。
私のような中高年の領域に入ると(笑)、特にその傾向が強くなっている気がします。
そして心の中に師匠(先生)を決めることは、
心の中に師匠(先生)を得る
=>人生経験あるいは自分の目指す分野での知見を積み重ねていく
=>師匠(先生)の生き方、あるいは考え方などと照らし合わせていく
=>照らし合わせた結果を自身にフィードバックする
=>新たな人生哲学、知見を得る
というスパイラルが発生し、自身の血肉となっていきます。
また心の中に師匠(先生)を持つことで行き詰ったとき、困難な状況に陥ったときの心の支えにもなります。
特に起業し、成功を目指すのであれば、人並みならぬ苦労もあるでしょう。
それらを克服するためにも、師匠(先生)は持った方がいいと思います。
余談ですが、私の知人のご子息は20代の若さで起業し、ビジネスを成功されています。
先日、設立3周年記念の会を開かれましたが、200名以上の方がその会に出席されました。
その人数の多さが、ビジネスで築き上げた人望と成功を物語っていうように思います。
聞くところによると、彼はソフトバンクの孫 正義氏を心の中の師匠(先生)と仰いでおられるようです。
直接その話をお会いしてしたわけではありませんが、孫氏の影響が、彼の生き方、ビジネスモデルの構築の仕方に影響を与えているように見受けました。
起業を目指すのであれば、どんどん多くの人と出会い、書物を読み、貴方の知らない世界を見てください。
どうぞ多くの刺激を受けてください。
そこから貴方の中でのイノベーションが発生すると思います。
最後に、
師匠(先生)を得たとき、最初から「師匠(先生)から認められよう。」とあまり強く思わないこと。
師匠(先生)の生き方、考え方を学び、自分のものにしていくことが大事であって、認められるのは二の次だと思ってください。
自分の血肉になり、自分の中でイノベーションを起こすことで、自然に周りから認められるようになると思います。
心に決めている師匠(先生)はいますか?
また、我々起業を目指す学生に師匠がいたほうがよいと思いますか?
(明治大学商学部 松崎 進さん)
松崎さんのブログ「センター試験現代文研究
~~現役明治大学生がやります」
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人が「この人を師匠(先生)にしよう」と思うときは、おおむね
1.師匠(先生)の生き方そのもの、人生哲学に強く惹かれる、共感できるとき
(感動系)
2.師匠(先生)の知見、専門知識、あるいは思考モデルに強い刺激を受けるとき
(知的刺激系)
のときのように思います。
それはいろいろな人に実際に出会ったり、話を聞いたり、あるいは書物を通して「知る」ことにより、刺激を受け、意識の中に自然発生的に生まれてきます。
また歳を経るにつれ、後者よりも前者の師匠(先生)を得る傾向があるようです。
私のような中高年の領域に入ると(笑)、特にその傾向が強くなっている気がします。
そして心の中に師匠(先生)を決めることは、
心の中に師匠(先生)を得る
=>人生経験あるいは自分の目指す分野での知見を積み重ねていく
=>師匠(先生)の生き方、あるいは考え方などと照らし合わせていく
=>照らし合わせた結果を自身にフィードバックする
=>新たな人生哲学、知見を得る
というスパイラルが発生し、自身の血肉となっていきます。
また心の中に師匠(先生)を持つことで行き詰ったとき、困難な状況に陥ったときの心の支えにもなります。
特に起業し、成功を目指すのであれば、人並みならぬ苦労もあるでしょう。
それらを克服するためにも、師匠(先生)は持った方がいいと思います。
余談ですが、私の知人のご子息は20代の若さで起業し、ビジネスを成功されています。
先日、設立3周年記念の会を開かれましたが、200名以上の方がその会に出席されました。
その人数の多さが、ビジネスで築き上げた人望と成功を物語っていうように思います。
聞くところによると、彼はソフトバンクの孫 正義氏を心の中の師匠(先生)と仰いでおられるようです。
直接その話をお会いしてしたわけではありませんが、孫氏の影響が、彼の生き方、ビジネスモデルの構築の仕方に影響を与えているように見受けました。
起業を目指すのであれば、どんどん多くの人と出会い、書物を読み、貴方の知らない世界を見てください。
どうぞ多くの刺激を受けてください。
そこから貴方の中でのイノベーションが発生すると思います。
最後に、
師匠(先生)を得たとき、最初から「師匠(先生)から認められよう。」とあまり強く思わないこと。
師匠(先生)の生き方、考え方を学び、自分のものにしていくことが大事であって、認められるのは二の次だと思ってください。
自分の血肉になり、自分の中でイノベーションを起こすことで、自然に周りから認められるようになると思います。
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