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株式会社サワダ製作所 代表取締役 澤田 浩一 の日記です
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2006年11月30日(木)更新
参謀に求めること
<質問>
経営者として参謀を固める時、彼らに何を求めますか。
(明治大学商学部 高津明徳さん)
よく人は自分の仕事について、「私は~しかできない」と思ったりします。
また「~は私の天職だ」と言われる方もいます。
確かに人には得手、不得手がありますが、私は「経営」という仕事を天職だと思ってはいませんし、またこれしかできないと思ったこともありません。
記憶が定かでないので申し訳ないのですが、養老孟子氏が本の中で、
「仕事というものは人の役に立つからあるのであって、人はその仕事にあわせるものだ。」
という趣旨のことを述べられていたと思います。
私もそう思いますし、仕事において「~しかできない」、「~は天職」というのは、自分で自分の中に枠組みを作ってしまうことにならないかと思うのです。
枠組みを一度設けてしまうと、なかなかそこからは抜け出せません。 自分で作った枠組みなので、それは非常に強固になるからです。
どのような事業分野でも環境変化が激しい昨今、かような枠組みを持ってしまうことは一種の視野狭窄に陥り、変化に迅速に対応することや適応することができないのではないでしょうか。
だらだらと長くなってしまいましたが、
「自分の中に枠組みを作らない」、
そういうことを私はスタッフに求めています。
経営者として参謀を固める時、彼らに何を求めますか。
(明治大学商学部 高津明徳さん)
よく人は自分の仕事について、「私は~しかできない」と思ったりします。
また「~は私の天職だ」と言われる方もいます。
確かに人には得手、不得手がありますが、私は「経営」という仕事を天職だと思ってはいませんし、またこれしかできないと思ったこともありません。
記憶が定かでないので申し訳ないのですが、養老孟子氏が本の中で、
「仕事というものは人の役に立つからあるのであって、人はその仕事にあわせるものだ。」
という趣旨のことを述べられていたと思います。
私もそう思いますし、仕事において「~しかできない」、「~は天職」というのは、自分で自分の中に枠組みを作ってしまうことにならないかと思うのです。
枠組みを一度設けてしまうと、なかなかそこからは抜け出せません。 自分で作った枠組みなので、それは非常に強固になるからです。
どのような事業分野でも環境変化が激しい昨今、かような枠組みを持ってしまうことは一種の視野狭窄に陥り、変化に迅速に対応することや適応することができないのではないでしょうか。
だらだらと長くなってしまいましたが、
「自分の中に枠組みを作らない」、
そういうことを私はスタッフに求めています。
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