大きくする 標準 小さくする

2006年12月01日(金)更新

社員一人一人を大切にする社風づくり

弊社では4月から目標管理制度を導入していますが、導入後2回目の考課の時期にきています。

考課は目標の達成度合いをまず社員から申告してもらい、一次考課者である直属の上司と社員との間で面接を行いながら考課を行います。
またさらに上の上司が二次考課者となって考課を行います。

一次考課者の評価と二次考課者の評価にある範囲のズレがあれば、一次考課者と二次考課者の間で、その社員についてとことん話し合い調整を行います。

そのように各部署で考課を行いますが、どうしても部署間の評価には甘辛がありますから、さらに管理職全員が集まって部署間の甘辛調整について話し合い、社員一人一人の評語を決めていきます。

これが弊社の考課の仕組みですが、実際問題の話としてどのような基準で考課を行えばいいのか、ということで各管理職は悩みます。

この半年間毎月1回、管理職全員が集まり、考課の方法について勉強してきました。
考課をする側にも戸惑いはありますし、公平に社員を考課したいという思いがあったからです。


昨日は管理職全員が集まり、部署間の甘辛調整について話し合いました。

甘辛調整を行うには管理職全員が一人一人の社員について情報を共有していなければなりません。
どのような方法で甘辛調整を行うのかまだ思考錯誤がある中、そこで我々が取った手段は各管理職が自分の部下一人一人について、その社員のどういう行動を見て評価していったのかを発表してもらう、という方法でした。

19名の社員全員について話しあうこと、5時間40分。 
夕方から始めて夜の10時半近くまで。

今まで管理職全員が社員一人一人の行いについて情報を共有しあう、ということはありませんでした。
また各管理職が部下についてそれぞれどういう見方をしているのか、ということについても・・・・。

自由に意見を述べよう、ということでかなり活発な意見交換になりました。
また一人一人の社員について、自分ならこういう見方をする、とか生々しい話も出ました。

ですが社員一人一人を大切にしたい、という認識はより強まったと思っています。

社員一人一人について、とことん管理職が話し合う、
時間は掛かりますが、この仕組みは続けていきたいと思います。
<<  2006年12月  >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31