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株式会社サワダ製作所 代表取締役 澤田 浩一 の日記です
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2009年03月25日(水)更新
博多の花見
今週はずっと博多に来ています。
博多駅から12,3分くらい歩いたところ東長寺というお寺がありますが、境内の桜があまりに見事だったので携帯で撮りました。
ちなみにこのお寺、真言宗の弘法大師創建の寺としては日本で一番古い霊場だそうです。
木造坐像では日本一の大きさの仏像、「福岡大仏」があります。
・仏像の高さ10.8m
・重さ 30t
・光背の高さ16.1m
博多駅から12,3分くらい歩いたところ東長寺というお寺がありますが、境内の桜があまりに見事だったので携帯で撮りました。
ちなみにこのお寺、真言宗の弘法大師創建の寺としては日本で一番古い霊場だそうです。
木造坐像では日本一の大きさの仏像、「福岡大仏」があります。
・仏像の高さ10.8m
・重さ 30t
・光背の高さ16.1m
2009年03月18日(水)更新
「将来を託せる人材」について
<質問>──────────────────
経営者として、これから先、どのような人材を育てたいと
お考えですか。具体的な人間像を聞かせてください。
(明治大学商学部 村田潔教授)
──────────────────────
我々のようなスモールカンパニーにとって一番の財産は「人」です。
会社での一人一人の役割がとても大事であり、「彼の人」が抜けるとどうしても業務に支障が出てしまいます。
なので大企業のように人を組織に合わせるようにするのではなく、人にあわせて組織を造り変えていくようにしないといけない、また同じ社員でも、その人が育ってくれば組織を変えていく、そう思っています。
(実際弊社でもこの10年間、いろいろと組織の中味を変えてきました。)
また弊社はものづくりを基本とした会社です。
ものづくりで最も大切なことは、製品に対する品質保証と納期の遵守。
ここだけは譲れないので、弊社では経営理念の中で「社員への約束」として、社員に求めるべきことと、それに対して会社がすることを定めています。
●社員への約束
サワダ製作所が使命を達成する上で、社員がもっとも大切な資源です。
社員は信頼、誠実、尊敬、コミュニケーションによる意思決定、決意を原則とし、私たちは個人や家族、会社のためになるよう、持てる才能を育成し、最大限に伸ばします。
知らなければ学び、分からなければ聴く、何が効率的かを絶えず考える、
前向きな議論をする、情報を共有する、問題が起きればすぐに報告する、
そのような取り組みを私たちは評価し、取り組みを進めるための予算を会社は最優先します。
定められた品質や納期を守るためには、社員は人から信頼されなければなりません、また人に対して誠実でなければなりません。
ものづくりに携わる者として互いに尊敬し、ルールを決めて決めたこと守らなければなりません。
またコミュニケーションによる意思決定が現場では必要になります。
品質を守り、お客様へのより迅速な対応のために、何が効率的かを絶えず考える必要があります。
そういう人物像がものづくりには求められます。
そうなるように人を育てながら、人に合わせて組織を変えていく、それが弊社におけるマネジメントです。
また組織の中にはモノの流れ、情報の流れ、意思決定の流れがあり、その三つの流れを適切に管理する必要があります。 これらの三つの流れに淀みがあると、品質が守れなかったり、納期が遵守されなかったりするからです。
ですがこれらの三つの流れを適切に管理することはそうそう容易いことではありません。
例えば情報一つにとっても営業からの捉え方と製造現場からの捉え方は得てして違うことが多いですし、そのため意志決定が迅速に行われなかったり、意思決定そのものが共有されずにバラバラな行為になったりします。
弊社では三つの流れのうち、情報の流れと意志決定の流れを淀みなくするためにファシリテーションを用いています。
ファシリテーションを用いることで、情報の共有化やコミュニケーションによる意志決定が図られ、お客様への製品・サービスレベルの向上、より迅速な対応が行うことができます。 また人材の育成にもつながります。
今回、このファシリテーションを用いた組織運営について5月22日(金)に事例発表をすることになりました。 経営者会報ブログのブロガーでは治部電機株式会社の治部社長も発表されます。
無料ですので、ご興味がありましたら、是非お越しください。
============================
「ファシリテーションによる中小企業活性化事例報告会」
主催:LLCチーム経営
協賛:e製造業の会
全員参加で職場風土を改革!
今の時代を乗り切るには、多様な考えをもった職員一人一人の
“持ち味”を生かして成長をたすけ、組織の成果に結び付けていく
ことが必要です。そのために、互いに聴きあい、伝えあい、支え合
う、“知恵とチカラをあわせられる職場“に促していくこと(ファシリテ
ーション)が必要です。
人を生かして成果をあげた経営トップの覚悟!
この事例報告会では、ファシリテーションの導入で職場の活性化を
進めてこられた経営者の方々に、活性化に至る軌跡や“思い”をお
話いただきます。職員を生かすことを通じて職場を活性化することが
可能であり、皆様の職場でも試してみる価値が十分にあることを確認
していただきたいと思います。
日時:2009年5月22日(金)14時~17時
会場:メビック扇町(大阪市北区南扇町1-4-5)
参加費:無料(先着50名に限らせていただきます)
内容:
第一部 事例報告
株式会社共伸技研 代表取締役 加藤 克典
株式会社サワダ製作所 代表取締役 澤田 浩一
治部電機株式会社 代表取締役 治部 健
第二部 パネルディスカッション
お申し込み
URL:http://teamkeiei.com からか
または
e-meil:info@teamkeiei.com
Fax:06-6251-3775まで
============================
経営者として、これから先、どのような人材を育てたいと
お考えですか。具体的な人間像を聞かせてください。
(明治大学商学部 村田潔教授)
──────────────────────
我々のようなスモールカンパニーにとって一番の財産は「人」です。
会社での一人一人の役割がとても大事であり、「彼の人」が抜けるとどうしても業務に支障が出てしまいます。
なので大企業のように人を組織に合わせるようにするのではなく、人にあわせて組織を造り変えていくようにしないといけない、また同じ社員でも、その人が育ってくれば組織を変えていく、そう思っています。
(実際弊社でもこの10年間、いろいろと組織の中味を変えてきました。)
また弊社はものづくりを基本とした会社です。
ものづくりで最も大切なことは、製品に対する品質保証と納期の遵守。
ここだけは譲れないので、弊社では経営理念の中で「社員への約束」として、社員に求めるべきことと、それに対して会社がすることを定めています。
●社員への約束
サワダ製作所が使命を達成する上で、社員がもっとも大切な資源です。
社員は信頼、誠実、尊敬、コミュニケーションによる意思決定、決意を原則とし、私たちは個人や家族、会社のためになるよう、持てる才能を育成し、最大限に伸ばします。
知らなければ学び、分からなければ聴く、何が効率的かを絶えず考える、
前向きな議論をする、情報を共有する、問題が起きればすぐに報告する、
そのような取り組みを私たちは評価し、取り組みを進めるための予算を会社は最優先します。
定められた品質や納期を守るためには、社員は人から信頼されなければなりません、また人に対して誠実でなければなりません。
ものづくりに携わる者として互いに尊敬し、ルールを決めて決めたこと守らなければなりません。
またコミュニケーションによる意思決定が現場では必要になります。
品質を守り、お客様へのより迅速な対応のために、何が効率的かを絶えず考える必要があります。
そういう人物像がものづくりには求められます。
そうなるように人を育てながら、人に合わせて組織を変えていく、それが弊社におけるマネジメントです。
また組織の中にはモノの流れ、情報の流れ、意思決定の流れがあり、その三つの流れを適切に管理する必要があります。 これらの三つの流れに淀みがあると、品質が守れなかったり、納期が遵守されなかったりするからです。
ですがこれらの三つの流れを適切に管理することはそうそう容易いことではありません。
例えば情報一つにとっても営業からの捉え方と製造現場からの捉え方は得てして違うことが多いですし、そのため意志決定が迅速に行われなかったり、意思決定そのものが共有されずにバラバラな行為になったりします。
弊社では三つの流れのうち、情報の流れと意志決定の流れを淀みなくするためにファシリテーションを用いています。
ファシリテーションを用いることで、情報の共有化やコミュニケーションによる意志決定が図られ、お客様への製品・サービスレベルの向上、より迅速な対応が行うことができます。 また人材の育成にもつながります。
今回、このファシリテーションを用いた組織運営について5月22日(金)に事例発表をすることになりました。 経営者会報ブログのブロガーでは治部電機株式会社の治部社長も発表されます。
無料ですので、ご興味がありましたら、是非お越しください。
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「ファシリテーションによる中小企業活性化事例報告会」
主催:LLCチーム経営
協賛:e製造業の会
全員参加で職場風土を改革!
今の時代を乗り切るには、多様な考えをもった職員一人一人の
“持ち味”を生かして成長をたすけ、組織の成果に結び付けていく
ことが必要です。そのために、互いに聴きあい、伝えあい、支え合
う、“知恵とチカラをあわせられる職場“に促していくこと(ファシリテ
ーション)が必要です。
人を生かして成果をあげた経営トップの覚悟!
この事例報告会では、ファシリテーションの導入で職場の活性化を
進めてこられた経営者の方々に、活性化に至る軌跡や“思い”をお
話いただきます。職員を生かすことを通じて職場を活性化することが
可能であり、皆様の職場でも試してみる価値が十分にあることを確認
していただきたいと思います。
日時:2009年5月22日(金)14時~17時
会場:メビック扇町(大阪市北区南扇町1-4-5)
参加費:無料(先着50名に限らせていただきます)
内容:
第一部 事例報告
株式会社共伸技研 代表取締役 加藤 克典
株式会社サワダ製作所 代表取締役 澤田 浩一
治部電機株式会社 代表取締役 治部 健
第二部 パネルディスカッション
お申し込み
URL:http://teamkeiei.com からか
または
e-meil:info@teamkeiei.com
Fax:06-6251-3775まで
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2009年03月11日(水)更新
「人生の契機」について
<質問>──────────────────
人生の中で、あの時自分自身が変われたから今の自分が
あるという経験はございますでしょうか?
その時の状況と、なぜ変われたのかを教えていただきたいです。
(岡崎塾4期生・首都大学東京 腰塚度海さん)
──────────────────────
私は大学卒業後、神経内科の診療所に治療スタッフとして5年身を投じ、そのごソフトウエア会社や外資系メーカーで仕事をしました。
もし私が精神医学の世界にいなかったら、今日のように適切なチーム作りとチーム運営に基づいた経営は目指さなかったでしょう。
もし私が診療所で家族療法に出会わなかったら、ISO9001で謳っているシステムアプローチを重視しなかったでしょう。
もし私がソフトウエア会社に転職しなかったら、IT経営実践認定証はもらわなかったでしょう。
もし私が外資系で仕事をしていなかったら、海外との取引は始めなかったでしょう。
もし私が前職で経理をしていなかったら、きっと経営者にはなっていなかったでしょう。
多くの人との出会いと経験で今日の私がいます。
TVドキュメンタリーで放映されるような劇的で感動的な人生の転機はないけれど、日々の営みの中で私は日々変わっています。
人の身体細胞は1年半ですべて入れ替わるそうです。
1年半で、1年半前とは違う自分がいます。
身体的にも精神的にも一日一日の行いがターニングポイントです。
人生の中で、あの時自分自身が変われたから今の自分が
あるという経験はございますでしょうか?
その時の状況と、なぜ変われたのかを教えていただきたいです。
(岡崎塾4期生・首都大学東京 腰塚度海さん)
──────────────────────
私は大学卒業後、神経内科の診療所に治療スタッフとして5年身を投じ、そのごソフトウエア会社や外資系メーカーで仕事をしました。
もし私が精神医学の世界にいなかったら、今日のように適切なチーム作りとチーム運営に基づいた経営は目指さなかったでしょう。
もし私が診療所で家族療法に出会わなかったら、ISO9001で謳っているシステムアプローチを重視しなかったでしょう。
もし私がソフトウエア会社に転職しなかったら、IT経営実践認定証はもらわなかったでしょう。
もし私が外資系で仕事をしていなかったら、海外との取引は始めなかったでしょう。
もし私が前職で経理をしていなかったら、きっと経営者にはなっていなかったでしょう。
多くの人との出会いと経験で今日の私がいます。
TVドキュメンタリーで放映されるような劇的で感動的な人生の転機はないけれど、日々の営みの中で私は日々変わっています。
人の身体細胞は1年半ですべて入れ替わるそうです。
1年半で、1年半前とは違う自分がいます。
身体的にも精神的にも一日一日の行いがターニングポイントです。
2009年03月06日(金)更新
工場見学&TOCセミナー開催
高知県のR社様からの依頼で、工場見学とTOC(制約条件の理論)についての簡単なセミナーを開催しました。
R社様ほか4社、計7名様のご参加をいただきました。
ありがとうございます。
ちなみに本日、中小企業IT経営実践認定企業の認定証が届きました。
このような形になるとうれしいですね。
R社様ほか4社、計7名様のご参加をいただきました。
ありがとうございます。
ちなみに本日、中小企業IT経営実践認定企業の認定証が届きました。
このような形になるとうれしいですね。
2009年03月04日(水)更新
「情報感度の強化法」について
<質問>──────────────────
経営するうえで、情報収集のための「アンテナ」の感度を
高めることが必要だと思いますが、その具体的な手段や
方法がありましたら、教えてください。
(明治大学商学部 原田英之さん)
──────────────────────
3猿の「見ざる、聞かざる、言わざる」は有名ですが、情報収集の基本はやはり「見る、聞く、話す」ではないでしょうか?
いろいろなモノを見て、いろいろなことを聞いて、いろいろな人と話すこと。
現在は情報過多の時代で、本当に欲しい情報かの取捨選択が難しいという方もいますが、では自分にとって本当に欲しい情報とは、一体何でしょうか?
私の場合は、本当に欲しい情報が何かなんて自分でもよくわかりません。
本当に欲しい情報なんてものは、あるプロジェクトに参加しているとか、一定のタスクがあるとか、「明確な目的」があってはじめて収集できるのであって、そうでない限りはその情報が本当に欲しいかどうかなんてわかり得ない。
大量の情報に対してあいまいと接していて、それらを忘れることもあれば、妙に覚えていることもある、そんな感じで普通は過ごしているのではないでしょうか?
しかも覚えている情報のほとんどが仕様もないことだったりする。
ただ何かに取り組んでいるときに、「あっ、こんなことあったな」とかふっと思いだしたりして役に立つことがあります。思いだした情報が、その状況に「ハマる」という感じです。
もちろん100%忘れていれば、そういうことは起こりません。
だから普段から見たり、聞いたり、人と話したりして、自分の中の琴線に触れたもので「これは面白いな」ということを感じることを大切にしています。
また「見る」「聞く」「話す」の内、どれが好きか、どれが強いかは人によって違います。
だからすべてに気をつけるのではなしに、自分の得意なことでそういったことをしていくのが良いかと思います。
例えば私の場合は「聞く」「話す」よりも「見る」方が好きなので、暇があれば本屋に立ち寄ったりしています。
書店にどんな本が積まれているかを見ることで、今何が話題になっているのか、これからのトレンドが良く分かります。
今であれば不景気をどう乗り切るか、とかそういった本が多いですよね。
書店によって本の並べ方も違うので、その書店の販売への考え方というのか、そういうのも見えてくることがあって面白いですよ。
原田さんは、「見る」「聞く」「話す」のうち、どれが好き(あるいは得意)ですか?
それを見つけて、自分なりに工夫されたらよいと思います。
経営するうえで、情報収集のための「アンテナ」の感度を
高めることが必要だと思いますが、その具体的な手段や
方法がありましたら、教えてください。
(明治大学商学部 原田英之さん)
──────────────────────
3猿の「見ざる、聞かざる、言わざる」は有名ですが、情報収集の基本はやはり「見る、聞く、話す」ではないでしょうか?
いろいろなモノを見て、いろいろなことを聞いて、いろいろな人と話すこと。
現在は情報過多の時代で、本当に欲しい情報かの取捨選択が難しいという方もいますが、では自分にとって本当に欲しい情報とは、一体何でしょうか?
私の場合は、本当に欲しい情報が何かなんて自分でもよくわかりません。
本当に欲しい情報なんてものは、あるプロジェクトに参加しているとか、一定のタスクがあるとか、「明確な目的」があってはじめて収集できるのであって、そうでない限りはその情報が本当に欲しいかどうかなんてわかり得ない。
大量の情報に対してあいまいと接していて、それらを忘れることもあれば、妙に覚えていることもある、そんな感じで普通は過ごしているのではないでしょうか?
しかも覚えている情報のほとんどが仕様もないことだったりする。
ただ何かに取り組んでいるときに、「あっ、こんなことあったな」とかふっと思いだしたりして役に立つことがあります。思いだした情報が、その状況に「ハマる」という感じです。
もちろん100%忘れていれば、そういうことは起こりません。
だから普段から見たり、聞いたり、人と話したりして、自分の中の琴線に触れたもので「これは面白いな」ということを感じることを大切にしています。
また「見る」「聞く」「話す」の内、どれが好きか、どれが強いかは人によって違います。
だからすべてに気をつけるのではなしに、自分の得意なことでそういったことをしていくのが良いかと思います。
例えば私の場合は「聞く」「話す」よりも「見る」方が好きなので、暇があれば本屋に立ち寄ったりしています。
書店にどんな本が積まれているかを見ることで、今何が話題になっているのか、これからのトレンドが良く分かります。
今であれば不景気をどう乗り切るか、とかそういった本が多いですよね。
書店によって本の並べ方も違うので、その書店の販売への考え方というのか、そういうのも見えてくることがあって面白いですよ。
原田さんは、「見る」「聞く」「話す」のうち、どれが好き(あるいは得意)ですか?
それを見つけて、自分なりに工夫されたらよいと思います。
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