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2006年08月31日(木)更新

経営者が『学生へ薦める本』

<質問>
経営者が『学生へ薦める本』というのをぜひとも教えてください!!
私を含めて学生は、“自由に使える自由な時間”がたくさんあります。
そこでお願いなのですが、経営者のみなさまがお薦めする
“学生に読んで欲しい本”というものを教えていただきたい次第です。
厚かましいですが、なぜ、その本を薦めたいのか
理由も書き添えていただけると幸いです。(明治大学商学部 坂野和哉さん)


基本的には「どんな本でも良い」、と思っています。
読書をすることで、言葉の使い方、考え方、感受性、もちろん知識(雑学も含めて。 でもこの雑学も社会にでれば大事ですよね)を磨くことができるから。

私も読書が好きで、暇をみつけては読むように心がけていますが、最近ちょっとサボり気味です。

ある社長さんは1日1冊本を読むことを心がけているとか。
サボリ魔の私にはマネできそうもないですが、社長業という日々忙しい仕事をこなしている中で本を読み続ける姿には尊敬を覚えます。

何か薦めてください、ということでしたので、私はこの1冊を取上げます。

「経営者の条件」(P.F.ドラッカー)
経営者の条件

この本を読んだのはまだサラリーマンをしていた10年前です。 
タイトルからは経営者向けの本のように見えますが、仕事をする上で何が大切なのか、がわかりやすく書かれています。 
是非一度読んでみてください。

但し・・・
ご使用の注意
「経営の神様」と呼ばれるドラッカーの本は、文章はとても読みやすいと思います。
ですが一言一言に重みがあります。 
流して読むこともできるけど、注意して読めば意味深さが沸いてくる、そんな本です。だから一度読んでも、何年か立ったらまた読み返してみてください。 また違う感想が持てるはずです。

2006年08月29日(火)更新

りんごジュース

弊社には飛び込みでいろいろなセールスの方が来社されますが、年に1回、青森から来られる人もいます。

無添加、無加糖の青森のりんごジュース・・・・
甘くておいしかった(^0^)、です。

まとめ買いして、社内で販売しました。

apple juce

2006年08月28日(月)更新

山田製作所さま工場見学

3Sを徹底して実行されている山田製作所さまの工場見学会に社員4名共々参加しました。

最初に感心したのは工場の案内も現場で働いている社員さんが行っていること。
製造の第一線で働いている社員さんが会社のことを社外に説明できる、というところは中々ないのではないでしょうか。

今回の見学会では山田社長のエネルギーにあふれたお話も伺うことができました。
3Sを全社一丸となって取り組むことで会社のベクトルと社員のベクトルが一致し、利益を上げることができる、と改めて感じた半日でした。

2006年08月23日(水)更新

キャリアプランについて

<質問>
働き方の多様性が広まる昨今の情勢を反映して、
大学でもキャリアプランの必要性が強く叫ばれています。
私自身も何とか10年後の姿まで、鮮明に描けるようになってきました。
そこで、経営者のみなさまに質問です。
現在のお姿は、20代の頃から描き続けてきたものですか。
また、今後のキャリアプランに関して、何年後にどのような状態でいるところまで、
お考えになっていますでしょうか。(明治大学政治経済学部 小川貴昭さん)


齢20代で10年後の姿まで鮮明に描けるようになることは素晴らしいことですね。

私の場合、20代と言えば、大学を出てソーシャル・ワーカーとして精神科医療に携わった頃です。
その頃は何年か勤めて、現場でいろいろ勉強して、また大学でソーシャル・ワークの勉強が出来たら、なんてお気楽に考えていました。 今から考えると現実味のある話じゃなかったですね。

その後、いろいろと転職を重ね、今に至っています。
今の自分の姿なんか20年前には想像できなかった。

でもいろいろ経験したことが今の自分に生きてると思っています。 キャリアがガラッと変わったことについては、以前は悩んだこともありましたが、今はそれもいいかなと思っています。 
人間何がどうころぶか、わからないものです。

10年後の自分の姿は描いていません。 何か自分を規定してしまうような気がして、嫌なんです。 10年後を規定しない方が何でもできるような気がします。
もっとも加齢との付き合いをしながらですが。

2006年08月18日(金)更新

ゲド戦記とISO9001

宮崎吾朗監督のアニメ「ゲド戦記」が公開されています。
ゲド戦記は架空の世界・アースーシーを舞台にした、ハイタカと呼ばれる魔法使いの物語です。

その世界で魔法をかけるには、かける対象の「真の名」を知らなくてはなりません。
例えば舟で海に出て、魔法で帆に風を送ろうとすれば、風の「真の名」を知らなくてはならないのです。 また魔法で人を支配しようと思えば、その人の「真の名」を知らなくてはなりません。 ハイタカの「真の名」は「ゲド」です。そして「真の名」を知るのは彼が本当に信頼を置くことのできる人だけです。


昨日から今日に渡り、ISO9001の維持審査を受けました。 いつになく会社にある本質的な課題が浮き上がり、社内での議論も盛り上がりました。

ISO9001は「儲からない」と良く聞きます。
それは本当のことだと思います。なぜならISOは経営の道具でしかないからです。

道具は「真の名」を知らないと、利益に結びつくことは決してありません。
そのことを理解できずにISOにかかる費用だけに目を向けがちのような気がします。

ではISO9001の「真の名」は何でしょうか。

それは「顧客重視」をはじめとする8原則であり、とりわけ重要なのが「プロセス・アプローチ」と「マネジメントへのシステム・アプローチ」だと思います。
その二つの意味を知ることでISO9001が生きてきます。

今回の維持審査はそのことを改めて思う2日間でした。
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