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2012年10月22日(月)更新

第二回 3Sサミットに行ってきました

先週の20日、土曜日は大阪工業大学で開催された第二回 3Sサミットに行ってきました。 

全国の3S実践企業が、年一回、終結する催しも今年で二回目。

実数はわかりませんが、聞くところによると100名以上の方が来られたそうです。


大会主催者挨拶のあと、大山先生と大阪工業大学の皆川准教授による基調講演。







その後、分科会に分かれての事例などの発表です。


私が居たのは、B教室。


一時限目は株式会社 鈴木製作所の鈴木社長の、3Sに取り組む前と、取り組み始めて4年経った現状の姿の紹介。

目で見て明らかに、工場内の資材が減っていました。


二時限目は高松から来られた、社労士事務所をされている有限会社 e-team 代表取締役 仲井様の3S取り組み事例。


我々のようにモノづくり屋の3Sは、どうしても製品の流れを中心とした3Sになりますが、仲井社長の3Sはサービス業だけあって、情報の3Sが中心の事例紹介で、私には役に立ちました。


TOCをお話させていただくときに、いつも述べていることですが、組織には3つの流れがあります。

ひとつはモノの流れ(あるいは実際の業務の流れ)、

二つ目は情報の流れ。

そして三つ目は意思決定の流れです。


これらの三つの流れのどれかに、何らかの流れを止める障害があると、リードタイムが長くなったり、品質に欠陥を及ぼしたり、また最終的には利益の喪失を起こしたりします。

なのでTOCでは実務上、この三つの流れを注意深く観察し、障害を取り除くことが大事となってくるのですが、この事例を拝聴させていただいて、TOC導入の基礎もやっぱり3Sだなと思いました。



最後は、正栄工業株式会社様と、株式会社レーザーテック様の社員さんからの3Sの事例報告。

前の二つとは異なり、社員さんの目から見た3Sの話も楽しかったです。

特に3Sのモチベーションの話は・・・・(中身は内緒 (笑))