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2010年09月07日(火)更新

「失敗を糧にする組織」について

〈質問〉----------------------------------------------------

 失敗を成長の糧にするような組織をつくるために、
 経営者のみなさんはどのような工夫をなさっていますか。

       (経営者会報ブログ事務局 田中学)

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弊社では会議でファシリテーションという手法を取り入れていますが、

その中で必ず行うのが「ふりかえり」



会議終了後、参加者全員が、会議でうまくいったこと、いかなかったこと、をお互いに述べていきます。

そして、うまくいかなかったことは次回からの会議に生かすようにしていってます。




失敗を糧にする組織とは、必ずうまくいかなかったことを「ふりかえり」、次回以降に生かす組織だと思います。




P.F.ドラッカーの「イノベーションと企業家精神」(ダイヤモンド社)にも書かれていることですが、綿密なマーケティングを行い、莫大な開発予算と広告費用をかけたにも関わらず、販売がまったく振るわずマーケティング史上に残る最大の失敗をした例として、フォードの「エドセル」があります。



ただフォードが素晴らしかったのは、その後失敗を受け止めて、その上で市場分析してサンダーバードという名車を生みだしたこと。



企業とは、意思決定を行うのが最大の仕事ですから、かならずそこにはリスクがあります。


リスクをどう抑えて生かしていくためには、ひとつにはしっかりした計画を立てること、そして、ふりかえる時間をしっかり取ることです。



どんな組織でも、会議という仕組みはありますから、要はいかに計画とふりかえり、そして次の行動に移せるように細かく、手をかけてあげることだと思います。

2010年09月07日(火)更新

「ものづくり現場」カイゼンセミナー

今日は尼崎商工会議所・日本商工会議所主催の「ものづくり現場」カイゼン・セミナーの公開指導を受けました。

今回も古畑先生から、機械加工の方法、手元化などを学びました。



参加者の方も聞きもらさまいと、熱帯低気圧になるような熱気。



次回は10月に再度開催予定です。



公開指導の模様