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2007年08月14日(火)更新

想い事

休みに入ってます。


普段は仕事やら何やらで、目に入らないこと、
気に留めないで、す~っと通り過ぎてしまう
ココロのかけら


本当はもっと大切にしないといけないのにね。
この本を読んで、
休みの間に片隅に落ちていたかけらを少しだけ拾いました。


想い事(Cocco 毎日新聞社)



Cocco 想い事

2007年07月12日(木)更新

本の中の美術館

美術館に行って、絵を観るのはとても好きです。
美術館に漂う一種独特の雰囲気、静けさ、そういったものも含めて。

だからお本屋に並んでいるような画集や絵葉書は買ったり、手にしたりする気が何故か起きない。
紙に印刷された絵はどれもこれも表面的な感じがして、何も感じないのです。
美術館で絵を前にしたようなある種の感覚や感動が生まれない。


でもこの本は違っていました。
江國香織の「日のあたる白い壁」(集英社文庫)


日のあたる白い壁(江國香織著 集英社文庫)


ゴーギャンのオレンジはとてもおいしそうに見えるし、
ボナールの浴槽は、本当にのべーっと身体を伸ばしているように見える。
ムンクの子どもたちは本当に御伽噺の子供達って感じ。

たぶん江國さんの文章がそうさせているのだと思う。
美術館に行ってもあっさりと通りすぎてしまうドラクロワの「花の習作」も江國さんが言うとポケットに入れたくなるから、不思議です。

美術館にある多くの絵の中で出会う絵は、心の琴線に触れたとき。
でもあまりの多くの絵で見逃してしまうこともあるでしょう。

1冊の本の中で、自分のペースで、
一枚一枚丁寧に文章を味わいながら出会うのも悪くないと思います。

2007年04月18日(水)更新

本屋に聴診器

本屋にはときどき変なものが置いてあります。

大学を卒業して診療所に勤めた頃に出たのが、トマトの栽培セット。
本当に育つんかいな、と疑問を持ちつつ、診療所3階の一番日の当たる部屋で患者さんと一緒に育てた記憶があります。

今や本屋にはフィギュアや蓄音機、果てはロボットまで付いた書籍が売っていますが、今日見つけたのがコレ、聴診器。

使い方も付属の本に書いてるけど、使いこなせるんやろうか。。。。

聴診器ブック

2007年03月15日(木)更新

逆境の経営学

東京に向う新幹線の車内で一挙に読み切ってしまった。

吉野屋 安倍修仁 逆境の経営学

日経ビジネスが吉野屋の安倍修仁社長を取材したインタビュー記事。
経営者として気付いておかないといけないことがたくさん書かれている。
何度も読み直したい一冊。



逆境の経営学

2006年08月31日(木)更新

経営者が『学生へ薦める本』

<質問>
経営者が『学生へ薦める本』というのをぜひとも教えてください!!
私を含めて学生は、“自由に使える自由な時間”がたくさんあります。
そこでお願いなのですが、経営者のみなさまがお薦めする
“学生に読んで欲しい本”というものを教えていただきたい次第です。
厚かましいですが、なぜ、その本を薦めたいのか
理由も書き添えていただけると幸いです。(明治大学商学部 坂野和哉さん)


基本的には「どんな本でも良い」、と思っています。
読書をすることで、言葉の使い方、考え方、感受性、もちろん知識(雑学も含めて。 でもこの雑学も社会にでれば大事ですよね)を磨くことができるから。

私も読書が好きで、暇をみつけては読むように心がけていますが、最近ちょっとサボり気味です。

ある社長さんは1日1冊本を読むことを心がけているとか。
サボリ魔の私にはマネできそうもないですが、社長業という日々忙しい仕事をこなしている中で本を読み続ける姿には尊敬を覚えます。

何か薦めてください、ということでしたので、私はこの1冊を取上げます。

「経営者の条件」(P.F.ドラッカー)
経営者の条件

この本を読んだのはまだサラリーマンをしていた10年前です。 
タイトルからは経営者向けの本のように見えますが、仕事をする上で何が大切なのか、がわかりやすく書かれています。 
是非一度読んでみてください。

但し・・・
ご使用の注意
「経営の神様」と呼ばれるドラッカーの本は、文章はとても読みやすいと思います。
ですが一言一言に重みがあります。 
流して読むこともできるけど、注意して読めば意味深さが沸いてくる、そんな本です。だから一度読んでも、何年か立ったらまた読み返してみてください。 また違う感想が持てるはずです。
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