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2010年12月01日(水)更新

本日韓国サワダ開業 & 韓国Kyung Hee大学で講演してきました 

本日より韓国サワダが開業しました。 

OBK製品は今までも海外に多く出ていますが、海外進出そのものは弊社始まって以来。

いろいろ課題もありますが、頑張って行きたいと思います。



さて、今回の開業とKyung Hee大学での講演のため、29日から韓国に行ってきました。


北朝鮮の砲撃で市内は緊張しているかと思いきや、至っていつもの通り。

入国審査もすんなりパス。

行きの機内も若い女性やおばさんが多く、彼女たちのたくましさ(?)を感じました(笑)

マスコミも日本の方が反応度が高いような気がします。




今回講演させていただいたKyung Hee大学ですが、ソウルの南、Gyeonggi-do Yongin-shiにある大学です。


(Kyung Hee大学 正門)
Kyung Hee大学正門


キャンパスを見渡すと海外の学生も結構います。

聞くと、留学生の受け入れは大学の方針として、積極的に行っているとか。

授業も全体の60%は英語で行われるそうです。

日本の大学でこういう取り組みを行っているところは少ないのでは?




講演はCollege of Engineeringで100名ほどの生徒さんを前に弊社のIT活用の取り組みとTOCの取り組みについてお話させていただきました。


講演カンバン



生徒さんからの質問を入れて90分間、英語をすっかりこなしている生徒さんからの質問はあせりましたが、工学部のチャン教授に助けていただいて何とかこなしてまいりました(^^;


Kyung Hee大学 講演風景

2010年11月26日(金)更新

「韓国サワダ」を設立しました

昨日の日刊工業新聞と本日の日経産業新聞に掲載されましたが、サワダ製作所は大韓民国京畿道金浦市に株式会社韓国サワダを設立しました。



1.新会社設立の経緯と目的
サワダ製作所は、液面計の製造販売を事業としていますが、2007年に韓国の液面計メーカー、サムハン・インダストリーと共同で韓国内における市場開拓を行うことに合意し、納入実績を作ってきました。

今回設立する新会社は、サムハン・インダストリー及び韓国レベルの地元韓国企業との連携を基に、韓国・京畿道金浦市にアッセンブリ工程と検査工程を配した工場を設け、韓国市場内での液面計供給のサービス向上と市場拡大に力を入れていくことを目的としております。



2.新会社の概要
(1)商号 株式会社 韓国サワダ
(2)代表者 代表理事 山形 憲史
(3)所在地 大韓民国 京畿道 金浦市 鶴雲里 陽村面 イゼン アパ-ト工場  メカゾーン ナ棟 120号
(4)設立年月 平成22年10月12日
(5)主な事業内容 液面計の製造及び販売
(6)決算期 毎年12月
(7)株主構成 株式会社サワダ製作所100%




(韓国サワダ入口)
韓国サワダ入口



(韓国サワダが入居しているイゼン アパート工場)
イゼン アパート工場



(11月25日付け日刊工業新聞 記事)
11月25日付け日刊工業新聞

2010年11月16日(火)更新

e製造業の会「製造業元気フォーラム」

久しぶりにブログ更新します。

明後日18日(木)、「製造業元気フォーラム! in 大阪」でTOCについて話させていただきます。


e製造業の会「製造業元気フォーラム! in大阪」



11月末には韓国 Kyung Hee Universityでお話させていただく予定です。

2010年10月28日(木)更新

3S取り組み OPIが弊社で開催

3S活動のOPIが昨日弊社で行われました。

台車活用について貴重なアドバイス、ご指導をいただきました。




生産管理版をみながら大山先生の指導を受けています

2010年10月13日(水)更新

「海外で得られる教訓」について

〈質問〉----------------------------------------------------

 海外で得られる、得た経験・教訓はありますか?

       (明治大学商学部 菅原健太郎さん)

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サワダ製作所に入って事業を引き継ぐ前の3年間、米国系の会社にいました。

その中で得られた一番大きなことは、「彼も、我も、同じ人」だということです。


米国人にもいろいろな人がいます。

きっぷの良い人、日本人以上にシャイな人、優しい人、もごもごと英語をしゃべる人・・・・

同僚の中には悩みを打ち明けられて、話を聴いてあげたこともあります。



日本人は日本人以外の人を「外国人」としてどうしても一線引いてしまうところがありますが、国民性や文化、習慣の違いはあっても、接してみると同じ人です。

そのことがわかってしまうとお互い言葉は不自由だけど、コミュニケーションは可能だし、仲良くもなれる。




国内需要が減少していく中で、日本の製造業、特に今まで海外に出たこともない中小企業でも、今後はより海外に目を向けざるを得ないでしょう。


ですが海外では求められる意思決定のスピードも日本にいる以上に速い場合もあり、その地域、地域での考え方、文化、習慣にも慣れていくことが求められます。

一緒に仕事をする彼の人はこういう考え方をして、こういうスピードで、こういう空気の中で仕事をしてるんだとわかること。



そのためには今まで日本で慣れ親しんできた自分の周りにある空気から抜け出して、慣れ親しんだ考え方やモノの見方、好き嫌いをほんの少しずらしてあげることだと思います。



今までは、ひとつの組織、事業の中に属してその中で培った経験、知識を生かすことができる人が必要な人材として求められてきたし、そういう人が出世してきたけど、これからは自分が属する組織、事業の枠組みをも取り払って新しい組織を構築できる人が求められる世の中になってくると思います。

それはとても難しいことだけど、海外で経験を積む、ということはその第1歩につながるような気がします。
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