ブログ個人トップ | 経営者会報 (社長ブログ)
株式会社サワダ製作所 代表取締役 澤田 浩一 の日記です
- ブログトップ
- ブログ個人トップ
次ページ
2007年08月09日(木)更新
組織作りを考える② 自社の組織形態を考える
組織の形には、機能別組織、事業別組織、そしてマトリックス組織があります。
機能別組織は、営業部、製造部、技術部・・・など機能に着目して組織デザインを行った組織です。
機能に分けるので、社員はそれぞれ自分の専門性を生かして業務を行うことができ、
同じ機能が集まるので効率性が良くなります。
事業部性組織は、○製品事業部とか、△地域事業部など、
事業部を経営層の下に編成した組織形態です。
機能別組織が組織の内部に着目して編成した組織なのに対し、
事業部性組織は組織の外、顧客に着目して編成されています。
事業部性組織は、それぞれの事業部に大幅な権限委譲がされているので、
外部環境にあわせて迅速に対応でき、経営層は全社的な戦略的意志決定に
専念できるというメリットがあります。
マトリックス組織は、いわゆる格子状組織と言われる組織です。
例えば横軸は製品ごとの部門、縦軸は機能別の部門に分かれており、
Aさんは○製品部と販売部に属していて、横で席を並べているBさんは同じ販売部だけど、×製品部に属している、といった具合です。
一人の人に二人のボスが付くことになります。
ある課題が発生したときには、組織横断的にプロジェクトチームを組むことがありますが、
マトリックス組織はそれを恒常化したものと考えれば良いと思います。
製造現場で言えば多能工化をイメージすれば良いでしょう。
実際の組織はこの三パターンを組み合わせて組織をデザインしているのが通常です。
中小企業の場合は少人数で複数の業務をこなさないといけないことが多いので、
組織図上は機能別組織、実態はマトリックス組織のようなところが多いのではないでしょうか。
自社が現状はどういう組織形態で、その場合のメリット、デメリットは何なのかを見つめるのは悪いことではないと思います。
つづく・・・
機能別組織は、営業部、製造部、技術部・・・など機能に着目して組織デザインを行った組織です。
機能に分けるので、社員はそれぞれ自分の専門性を生かして業務を行うことができ、
同じ機能が集まるので効率性が良くなります。
事業部性組織は、○製品事業部とか、△地域事業部など、
事業部を経営層の下に編成した組織形態です。
機能別組織が組織の内部に着目して編成した組織なのに対し、
事業部性組織は組織の外、顧客に着目して編成されています。
事業部性組織は、それぞれの事業部に大幅な権限委譲がされているので、
外部環境にあわせて迅速に対応でき、経営層は全社的な戦略的意志決定に
専念できるというメリットがあります。
マトリックス組織は、いわゆる格子状組織と言われる組織です。
例えば横軸は製品ごとの部門、縦軸は機能別の部門に分かれており、
Aさんは○製品部と販売部に属していて、横で席を並べているBさんは同じ販売部だけど、×製品部に属している、といった具合です。
一人の人に二人のボスが付くことになります。
ある課題が発生したときには、組織横断的にプロジェクトチームを組むことがありますが、
マトリックス組織はそれを恒常化したものと考えれば良いと思います。
製造現場で言えば多能工化をイメージすれば良いでしょう。
実際の組織はこの三パターンを組み合わせて組織をデザインしているのが通常です。
中小企業の場合は少人数で複数の業務をこなさないといけないことが多いので、
組織図上は機能別組織、実態はマトリックス組織のようなところが多いのではないでしょうか。
自社が現状はどういう組織形態で、その場合のメリット、デメリットは何なのかを見つめるのは悪いことではないと思います。
つづく・・・
2007年08月08日(水)更新
組織作りを考える① 弊社にとって組織作りとは
最近、よく組織作りに関連したお話をさせていただくことがあります。
弊社にとっては、組織作りは人作り。
私一人が考え、指示するのではなく、
全員がチエとチカラをあわせて
仕事をしていくことが弊社の“あるべき姿”です。
“あるべき姿”をどのように組織としてデザインしていくのか、
これは単に組織図を描き直すだけでは済まない話です。
つづく・・・
弊社にとっては、組織作りは人作り。
私一人が考え、指示するのではなく、
全員がチエとチカラをあわせて
仕事をしていくことが弊社の“あるべき姿”です。
“あるべき姿”をどのように組織としてデザインしていくのか、
これは単に組織図を描き直すだけでは済まない話です。
つづく・・・
2007年08月07日(火)更新
東京と地方、就職するならどっち!?
<質問>
私は福島県の会津若松市出身の明治大学3年生です。
8月末から始まる1か月間のインターンシップを皮切りに就職活動に入ります。
しかし、まだ、東京に残るべきか、会津(もしくは県内)に帰るべきか、決めかねています。
そこで、質問です。
「東京で就職することのメリット・デメリット」について、教えてください。
(明治大学商学部3年生 工藤里志)
私の場合、生まれてこの方、大阪を出たことがありません。
地方から見ると東京の良さは、やはり
最新の情報が多く集まっていることだと思います。
セミナーやワークショップなど時々参加しますが、
これはいいなぁ、と言うのはやはり東京開催のものがほとんどです。
展示会も規模が大阪より大きいので、どうしても情報収集は東京で、
ということになります。
地元に居ることのメリットは、
慣れた水で、積極的に動けることでしょうか。
東京で最新の情報を収集しても、それを生かすには、
自由な発想ができないといけない。
私の場合、それは地元大阪です。
いつも東京から帰ってきて、大阪に近づくとホッとします。
大阪が近づいてくると、あれもしよう、これもしよう、と。
人にもよるのでしょうが、一番生き生きと働ける場所が、
一番良いと思います。
私は福島県の会津若松市出身の明治大学3年生です。
8月末から始まる1か月間のインターンシップを皮切りに就職活動に入ります。
しかし、まだ、東京に残るべきか、会津(もしくは県内)に帰るべきか、決めかねています。
そこで、質問です。
「東京で就職することのメリット・デメリット」について、教えてください。
(明治大学商学部3年生 工藤里志)
私の場合、生まれてこの方、大阪を出たことがありません。
地方から見ると東京の良さは、やはり
最新の情報が多く集まっていることだと思います。
セミナーやワークショップなど時々参加しますが、
これはいいなぁ、と言うのはやはり東京開催のものがほとんどです。
展示会も規模が大阪より大きいので、どうしても情報収集は東京で、
ということになります。
地元に居ることのメリットは、
慣れた水で、積極的に動けることでしょうか。
東京で最新の情報を収集しても、それを生かすには、
自由な発想ができないといけない。
私の場合、それは地元大阪です。
いつも東京から帰ってきて、大阪に近づくとホッとします。
大阪が近づいてくると、あれもしよう、これもしよう、と。
人にもよるのでしょうが、一番生き生きと働ける場所が、
一番良いと思います。
2007年08月02日(木)更新
三位一体会議
「三位一体会議」
この会議は弊社の全社的な、あるいは部門間にまたがる課題や問題点を部門長が共有し、マネジメントするために新しく設けた会議です。
たとえば、「お客様の要望で○○を開発してほしい」と営業サイドから要望があれば、今までは私が技術部に伝えて、技術部の部門目標の中に入れ込んで開発計画をたて実施する、というやり方をしていました。
でも、これだとどうしても開発を行う技術部サイドの考えていることと、開発を望んでいる営業部サイドとの間にニュアンスの違いが生まれてきてうまくいかない時があります。
これは開発だけに限ったことだけでなく、社内のいろいろな課題や問題点にも当てはまります。
それなら、ということで各部門長が集まって、課題や問題点を抽出し、まず共有すること、
次に踏むべきステップを部門長がみんなで話し合って、解決の方向を決めていく、意志決定をしていく、
ということをこの会議で行っていくことになりました。
一般的には、取締役会、常務会、といったところでしょうか。
「どこが目新しいの?」と言われかねないのですが、現在取締役は私一人なので、そういった意志決定は今まで自分だけで行っていたようなところがあります。
そうではなく、部門長が課題や問題を共有する、
みんなでマネジメントをし、意志決定していく、
そしてお客様への対応を迅速に行う、ということが出来ればと思っています。
会議名の「三位一体」は、弊社の経営理念、
「私たちは、営業、製造、技術が三位一体となって、・・・」から来ています。
社歴は古くても年齢はまだまだ若い会社です。
こういった会議を通じて、マネジメントの力を各自がつけて、スパイラルに伸びていけたらと思っています。
この会議は弊社の全社的な、あるいは部門間にまたがる課題や問題点を部門長が共有し、マネジメントするために新しく設けた会議です。
たとえば、「お客様の要望で○○を開発してほしい」と営業サイドから要望があれば、今までは私が技術部に伝えて、技術部の部門目標の中に入れ込んで開発計画をたて実施する、というやり方をしていました。
でも、これだとどうしても開発を行う技術部サイドの考えていることと、開発を望んでいる営業部サイドとの間にニュアンスの違いが生まれてきてうまくいかない時があります。
これは開発だけに限ったことだけでなく、社内のいろいろな課題や問題点にも当てはまります。
それなら、ということで各部門長が集まって、課題や問題点を抽出し、まず共有すること、
次に踏むべきステップを部門長がみんなで話し合って、解決の方向を決めていく、意志決定をしていく、
ということをこの会議で行っていくことになりました。
一般的には、取締役会、常務会、といったところでしょうか。
「どこが目新しいの?」と言われかねないのですが、現在取締役は私一人なので、そういった意志決定は今まで自分だけで行っていたようなところがあります。
そうではなく、部門長が課題や問題を共有する、
みんなでマネジメントをし、意志決定していく、
そしてお客様への対応を迅速に行う、ということが出来ればと思っています。
会議名の「三位一体」は、弊社の経営理念、
「私たちは、営業、製造、技術が三位一体となって、・・・」から来ています。
社歴は古くても年齢はまだまだ若い会社です。
こういった会議を通じて、マネジメントの力を各自がつけて、スパイラルに伸びていけたらと思っています。
次へ» |
バックナンバー
<<前月 | 翌月>> |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
|