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2010年02月17日(水)更新

「気になる数字」について

<質問>------------------------------

“会社の数字”のなかで、最も重視されているのは、どの数字でしょうか。

                        (事務局 大西啓之)

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教科書的かもしれませんが、私は安全性の面で自己資本比率(注1)、収益性の面で経常利益率(注2)を重視しています。



会社を引き継いだとき工場の建物、機械設備も非常に古く、現預金もあまりない会社でした。

日本の製造業はコストダウン要求が非常に厳しいものがあります。
従って今後生き残るには、さらに効率化をはかる必要があり、設備投資も必要となります。

そのためにはまず収益性を確保しながら、自己資本を充実させることです。



引き継いだときは自己資本比率は25%程度でしたが、充実させていくことで一昨年は工場移転を果たすことができ、現状もお客様との取引に安心していただける程度に上昇しております。

おかげで銀行との取引も安定した関係を続けさせていただいています。



これらは財務諸表から見る数字ですが、日々大事にしているのが、納期遵守が守られているかということ、そしてリードタイムの実績です。

もし競合他社と製品の機能、品質が同等であるなら、お客様の信頼を得るのは納期がきちんと守られているか、ということです。


弊社は納期遵守率100%を続けており、リードタイムも一昨年に比べ約50%短縮しています。






(注1)自己資本比率=自己資本÷総資本
(注2)経常利益率=経常利益÷売上高

2010年02月09日(火)更新

ご存知ですか? J-SaaS

ごぶさたしてます。ひさびさにブログ更新してます。


昨日は大阪産業創造館で開催された「クラウド時代のかしこいIT活用法(クラウドに備える)」に参加してきました。



クラウドの簡単な説明と中小企業向けの情報セキュリティの講習の他、J-SaaSの説明がありました。

J-SaaSは経済産業省が推し進めているSaaS(Software as a Service)です。

サービスは財務会計の他、給与計算、グループウエア、プロジェクト管理、販売管理などネット上で低額なサービスを提供しています。

あいにく財務会計、販売会計などは自社で導入済みなのでサービスを利用することはほとんどないと思いますが、生産管理系のソフトなんかもJ-SaaSで扱ってくれると面白いですね。