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2009年04月24日(金)更新

「方言」について

<質問>──────────────────

 私は兵庫県出身で、東京に来て2年経ちますが
 イントネーションがなおりません。
 直したほうがいいのですか?

         (明大商学部 永原優香さん)

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弊社のお客様は日本全国、北海道から沖縄までカバーしてますが、特にイントネーションについて指導はしていません。

大阪の企業です、ということがお客様はわかっていらっしゃるということはあるとは思いますが、お客様はそれが重要なのでなく、弊社製品の仕様とか品質のことです。 だから大事なのはイントネーションよりコミュニケーション。

方言によっては相手に通じない言葉もありますから、これは気を付けた方が良いですが、そうでなければ別に直さなくて良いのではないでしょうか。
イントネーションも自分を表現するひとつの仕方です。 自分をわかってもらうことが仕事では大事だと思います。



それにしても日本人は何故イントネーションにこだわるのでしょうね。
海外では英語が共通のコミュニケーションのところが多いですが、同じ英語でもいろんな国の人がいろいろなイントネーションで会話しています。
むしろそれが普通のことです。

いろいろな文化や風習を持った人がビジネス上で話をするわけですから、お互いを理解しながらコミュニケーションを図らないと話が前に進みません。
スピードが求められている世界ではイントネーションなぞ気にしていられない、ということです。

2009年04月23日(木)更新

リーダークラスの「三位一体会議」始動

弊社では毎月、「三位一体会議」なるものを開いています。 

参加者は営業、技術、製造、総務業務のそれぞれの部門を代表する幹部、なので「三位一体会議」とは端的に言うと経営会議ですね。


弊社はスモール・カンパニーです。 なので以前は経営的なことは私が各部門長と話をして意志決定や指示してましたが、それではどうしてもうまくいかないことが出てきます。 
言ったつもりが伝わってない、とか、あちらに言ったけどこちらには伝わらず、会社全体としてベクトル合わせが出来てなかったりとか・・・・・


私の非力と言えばそうなのですが、それを解消するために設けたのが「三位一体会議」
定期的に部門長が集まって会社の方向を決めて、部門長間のベクトル合わせをしていってます。 
この会議を設けたおかげで、経営のスピードが速まったように思います。


また以前は古参のベテラン取締役が2人いていろいろサポートしていただいていたので、何となく回っていたのですが、すでに定年退職され、そのため自分と一緒に経営に参画してくれる腹心のスタッフを作る必要もありました。
そのため「三位一体会議」は学びあいながら、経営層として共に育っていく場でもあります。


もうひとつの特徴はファシリテーションの技法を導入していること。
だから一人のトップがドンと居座って、ワンマンに意志決定することがありません。
ひとつの事象や課題に対し、それぞれの部門から見た見方をお互い共有することで、最適な意思決定を行っていく場でもあります。

社長 <=> 部門長 での部分最適な意思決定ではなく、 部門長と社長が円を組むような、全体最適の意思決定です。



まとめると「三位一体会議」とは、

1.会社の方向性を決めて、ベクトル合わせを行うことでスピード経営をする場

2.経営者としてお互い学び合い成長する場

3.全体最適な意思決定を行う場

です。




さて、この三位一体会議を始めてから既に1年9か月になりますが、上記の効果は確実に出ています。


そこでこの三位一体会議を、今回、経営幹部以下のリーダー層にも広めることにしました。

現場で業務に携わっているリーダーで、全社的な業務上の課題解決や、部門間にまたがる業務上の課題解決、 また社内で行われているいくつかのプロジェクトの管理もしていこうと。

今までの経営幹部からなる三位一体会議を「経営編」とするなら、今回のリーダーからなる三位一体会議はさしずめ「業務編」でしょうか。

昨日その1回目を開きました。


この「三位一体会議[業務編]」を通して、業務上の目標や課題解決のスピートアップ、リーダーの学びの場にしていきたいと思います。

2009年04月17日(金)更新

井寄奈美さんの「小さな会社の<トクする>人の雇い方・給料の支払い方」を頂きました

明日18日発売予定の経営者会報ブログのブロガーの一人、井寄奈美さん著作「小さな会社の<トクする>人の雇い方・給料の支払い方」を頂きました。



小さな会社の<トクする>人の雇い方・給料の払い方




読んでみて、

・とにかく読みやすい。 
小一時間もあればすぐ読めます。


・基本しっかり、わかりやすい
雇用契約から給与の支払い方、社会保険、労働条件の変更など基本はしっかり、わかりやすく解説しています。


・社長のかゆいところに手が届く
しかも社長が一番知りたい実務的なところが書かれており、かゆいところに手が届きます。


・これは便利! ダウンロードとチェックシート
必要な書式もネットからダウンロード可能! チェックシートで注意点や流れが良くわかります。


個人的には従業員の過重労働の話とか、いまさら聞けない給与計算の小さな疑問、社会保険料プチ節約術やトラブル従業員への正しい対処法が面白かったです。

2009年04月10日(金)更新

尼崎次屋の桜並木

弊社近くの浄水場には桜並木が植わってあり、見事な桜を見せてくれます。

尼崎次屋の桜並木



もうすで花屑も歩道に一杯でした。 今がピークです。

尼崎次屋の桜

2009年04月09日(木)更新

「描いていた将来像」について

<質問>──────────────────

 22歳の時に、自分の5年後・10年後の将来像を描いておられましたか。
 また、もし描いておられたとしたら、どんな将来像だったでしょうか。

      (岡崎塾4期生・早稲田大学4年 任 裕信さん)

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私の22歳の時は大学で社会福祉学を学んでいたので、ソーシャルワーカーとして現場で働きたかったという気持ちが強かったですね。
それで何年か経験を積んだら大学に戻って研究職につきたいと漠然と考えていました。

実際、卒業後は神経・内科でソーシャルワーカーとして精神医療の世界に携わることになったのですが、でも大学には戻らず、今の仕事にもつくとは正直夢にも思っていなかったです(笑)

縁尋奇妙・多逢聖因です。




でも今の若い人には、私と違って、強烈にイメージを持って世間でやっておられる方もいらっしゃいますね。


例えば、株式会社ディーノシステムの中島一明社長。


若干22歳の若さですが、お父さんの話によると起業前から海外をはじめあちこち放浪し、また毎日新しいビジネスモデルを必ずひとつ作り上げる、という“荒業”をされていたそうです。

それが結実して、現在社長紹介サイト「福岡の社長.com」を立ち上げられています。



中島さんが福岡の企業を訪問し、自ら社長さんにインタビューを行い、動画で配信されており、各業界を代表する“福岡の社長”に焦点を当て、ビジネスマン・学生・起業家の方々に福岡の企業・サービスをより深く知っていただく事を目的とされています。

サイトを通した企業間の提携やビジネス・マッチングも視野に入れて、福岡の活性化も狙ったこのサイト、中島社長の強烈な意志とそれに基づいた“荒業”がないと生まれなかったでしょうね。






*縁尋奇妙(えんじんきみょう) 縁ほど不思議なものはないという意
*多逢聖因(たほうしょういん) 良い人と付き合っていると自分も感化されるという意
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