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2007年02月04日(日)更新

恩師の最終講義

大学では社会福祉学を専攻していました。

同志社大学で岡本民夫教授のゼミを選んだのは、当時、老人医療福祉に興味を持っていたこと、岡本先生がソーシャルワーカーの研究をされていたことがあります。
将来はソーシャルワーカーとしての専門性を深めたかった、という思いがありました。

私の勉強不足や理解不足もあり、体系だったソーシャルワークの技法は身に付かなかったけど、先生の理路整然とした講義は勉強になりました。

先生のお話では理系的な思考が子どものころから好きだった、とのこと、
私も文系のくせに似たような嗜好があるので、今から思えば、そういうことからも岡本ゼミを選択したのかもしれません。

昨日、その岡本先生の最終講義が同志社で行われました。
御歳70歳にも関わらず、ソーシャルワークの独自の体系化への情熱は20数年前と変わりなく、先生らしい、これも理路整然とした最終講義でした。

講義を通して触れられたのは、
「新しい開発や発明に対して研究者として夢を持ち続けること」、

最後まで勉強になりました。


同志社大学・岡本先生最終講義