大きくする 標準 小さくする

2007年10月01日(月)更新

やりもしないでできないと言わない

生産の流れを変えています。



ただ、通常は組織に何か新しいことを導入しようとする場合、何らかの抵抗が大抵見られます。組織というシステムは人間さまが作るものですから、当然と言えば当然でしょう。


ゴールドラット博士は、変化に対する抵抗について次のパターンに言及しています。



・自分達が解決しようとする問題の原因ではない、という言い訳
 (他人、他部門のせいにする、環境のせいにするなど)

・提案されたソリューションを導入しても成果は上がらないという主張

・提案されたソリューションが、今度はネガティブな結果をもたらすという主張

・ソリューションの導入を阻止しようと、障害を与える、
 (時間がない、お金がない、人がいないなど)

・周りの協力を本当に得られるかどうか疑問をいだく
 (打合せを終えても一向に動く気配がないなど)



何か新しいことを導入するためには、これらの抵抗を処理しなければなりません。


3S活動では、
「昔のことは言わない」、

「他人(ヒト)のことを言わない」、

「やりもしないでできないと言わない」

という誓いの言葉がありますが、これらを繰り返し唱和することは、抵抗を少なくするには良い方法と言えるかもしれません。
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