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2008年03月13日(木)更新

設立50年を迎えました

弊社の設立は昭和33年3月11日。

この3月11日で設立50周年を迎えました。

とは言え、この日もいつもと同じ。

日々粛々と、液面計の製造販売を通してお客様に安心感を提供しています。

2008年03月11日(火)更新

TOC的なラーメン屋さん

先日、博多に行った時にちょっと変わったラーメン屋さんに連れて行ってもらいました。



「一蘭」
URL: http://www.ichiran.co.jp



店頭でまず食券を買い、店内へ。

店頭の食券売り場



店員さんから、表示板で示された「空」の席を案内されます。
(この表示板があれば、店員さんもお客さんもどこに座れば良いか一目瞭然です)

空き席表示板




席は隣の席と仕切り板で隔離されており、半個室になっています。


席に着くと、目の前にはオーダー用紙。

味の濃さ、こってり度、にんにくの量、ねきの種類や有無、チャーシューの有無、麺のかたさ、さらには秘伝のたれの濃さまで自分で選んで丸をつけることができます。


食券とオーダーシートを店員さんに渡したあともラーメンはさほど待つこともなく出てきますが、ラーメンを受け取ると何と、目の前の前垂れが閉められます。

前垂れには食べ方やスープなどについての説明書き。


ここまでされると、あとはラーメンとひたすら向き合う環境に陥ります。

席の前の前掛け



この店のルールは、隣席とは話をしながら食べないこと。
だからやかましいお喋りも聞こえてきません。

また替え玉やネギの増量も事前に食券で変えるようになっていますが、
席についた後も買うことができます。

割りばしの袋に値段と商品が書かれていて、ボールペンで丸をしてボタンを押せば店員さんがすぐ来ます。

替え玉は事前に食券を買っておくと、「替え玉プレート」という金属プレートをボタンの上に載せるだけ。
ボタンもフィルムスイッチで出来ているので、じゃまにならず、また金属プレートの自重で自動的に押されます。

食べたあと、出口は入口とは別の場所から。



ラーメン屋さんの場合、いかにお客さんにじっくりとおいしく食べてもらうか、ということと単価が安いので、いかに回転率を速くあげるかということが課題ですが、この二つは対立関係にあります。


なぜならお客さんにじっくりとおいしく食べてもらうことは、在席時間を長くさせることになり、
また回転率を上げることは、お客さんにじっくりおいしく食べてもらうことが出来なくなるからです。

両方の目的はお客さんがたくさん来て、商売が繁盛することなんですが・・・


TOC(制約理論)では、この二つの対立する関係を解消するためにインジェクションと呼ばれるブレークスルーを導入するのですが、
一蘭さんは、店内を徹底的にシステマティックにした仕組み作り、というインジェクションで、この二つの対立関係を解消させています。


おみごとです。


東京、大阪ほか他府県にも店舗が出ているので、是非行ってみてください。
味もおいしいですが、勉強になります。

2008年03月07日(金)更新

事務所レイアウト会議

新工場の建築確認申請もいよいよ今月中旬には認可が降りそうです。
「ここまで来たんだな」、というか、「やっとこさ」、というか。

今日は新工場事務所のレイアウトについての打ち合わせがありました。
新しい事務所を作るときに大切なのは、どんなコンセプトで事務所作りを行うか、ということ。


みんなで考えた新しい事務所のコンセプトは「3つのC」です。

・Communication(コミュニケーション)
・Comfortability(快適さ)
・Creativity(創造)


情報共有しながら各部署内のコミュニケーションを円滑にし、
明るく作業効率が良くて、
しかも開発や企画、改善、提案などのためにじっくり考えることのできる事務所作りを目指します。

2008年03月06日(木)更新

品質委員会

弊社はISO9001を取得していますが、今年は2回目の更新年になります。


でもこのISO、結構動いていない企業やISOを取る意義が解っていない企業が多いですよね。
先日も「御社のボトルネックは何ですか?」って質問に、

「ISOです。取得するのにお金がかかるから・・・・」

と、平然とした顔でおっしゃった社長さんがいました。
ボトルネックだったら、取らなきゃいいのにねぇ。



とは、言え、弊社も人のことは言えません。
取得した当時はISOの枠組みを利用していろいろしましたが、6年も経つと形骸化の兆しが見え隠れします。


と、言うことで、今年は組織替えを行いました。

従来技術部が兼務していた品質保証部を廃止して、組織横断的な「品質委員会」を設けます。

品質委員会は各部署の代表で成り立ちます。
不適合に対する是正処置や社内の教育訓練など、今後は品質委員会でみんなで話し合って、品質管理を行っていきます。

さしずめ経営の意思決定機関である「三位一体会議」の品質版、といったところでしょうか。
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