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2006年04月20日(木)更新

先代のこと

私の机の中には、いつも親父の写真が入っています。
免許書で使うような小さな写真で、親父の机を整理していた時に出てきたものです。

日々の行いの中で、時々引き出しを開けては眺めながら考えます。

「(こういう時)親父だったらどうするのかなぁ....」


父はまだ明治の雰囲気が残っていた大正2年の生まれで、子どもから言わせると、文字通り「怖い頑固親父」でした。「親子喧嘩」というものもできないくらい怖かった(笑)

会社を引き継いだとき父はすでに会社には来なくなっていたので、直接的には父の経営のやり方は見ていません。
ですが子どもであるが故に、先代のやり方のまずさや悪さ、逆にこれはマネできないなぁ、というところは人に話を聴いたりもして、何となくわかります。


時々、同じような2代目で、でもお父さんがまだ現役バリバリで仕事をされている方とお話をする機会がありますが、

「(父と)経営についての価値観が異なるから、思うようにできない。」

「(社員が父の育てた古参の人達なので)こうして欲しい、と言うところが中々動いてもらえない。」

と、言ったお話をお聴きします。

私も自分の想いや考え方が中々社員に伝わらないことがありますが、会社を引き継いだ時、父はまったく会社には出てこなかった。

引継ぎ事項も一切ゼロで、すべてまかせきりだったので正直困りましたが、今から考えると、ポンと経営権を引き渡して口出しも手出しもしなかったのは父らしい、流石だなぁ、というやり方だと思っています。

家庭人としては良い父親とは言えなかったなかったけど、でもやはり一代で会社を築き、事業を継続させた、という事実は経営者として尊敬し、そして問いかけています。

「親父だったらどうするかなぁ...」と。

2006年04月18日(火)更新

すごい会議

昨日京都で「すごい会議」の著者・大橋禅太郎氏のセミナーに参加しました。

  大橋氏のManagement Coach社URL:http://www.managementcoach.net/

昼食をはさんで一日がかりのセミナーでしたが、受講者全員参加のセミナーで、ぐいぐいと大橋氏の話に吸い込まれてしまいました。

会議のやり方の工夫次第で、会議は単なる報告の場ではなくなります。

会議のやり方の工夫次第で、会議は単なる打ち合わせの場ではなくなります。

会議のやり方の工夫次第で、みんなが会社の目標について考えます。

会議のやり方の工夫次第で、みんなが会社の抱えるコアな問題の解決に向かいます。


「すごい会議」はまさに「経営のありかた」を学ぶ場でした。

2006年04月14日(金)更新

展示会を終えて

桜が綺麗な季節です。 

根っからの植物音痴で花の名前もチューリップやひまわり、タンポポや薔薇程度しか知りませんが、一番好きな花は、と聞かれるといつも「桜」と答えています。
(ちなみに春に咲く菜の花はどうしても「食べ物」と認識してしまいます。)

電車は環状線で通勤していますが、桜ノ宮の駅を通過すると電窓から川沿いの桜並木が見えます。
すでに葉桜がちらほらと見えますが、一度に目に入る多くの桜は、今日のような気持ちが沈みがちな曇り日でも気持ちを和ませてくれます。


さて、昨日展示会の反省会を行いました。
来ていただいたみなさまのご意見のまとめ、展示会運営方法の反省点、今後の製品の改良点や次のスケジュール、と多岐に渡って話合いました。

今回出展したのは新製品の試作品です。
この製品はふとしたアイデアから生まれたのですが、紆余曲折を経てようやく展示会でお見せできるようになりました。

お客さまの反応はどうかな、と不安を感じつつの展示会でしたが、いざ出展してみるとさまざまな考えさせられるご意見があり、「痛いところついてくなぁ」というご意見も頂戴しました。

新製品開発はお客さまのニーズから始まるものと、社内のいろいろなリソースから生まれるシーズ型と2種類あると聞きます。
ニーズ型であれ、シーズ型であれ、さまざまなお客さまの声を直接お聴きして製品をまさに「揉んでいく」、それが展示会だと改めて感じました。
そしてどういう市場で何を売っていくのか、自社ドメインの再確認の場であったと思います。


今回の展示会で学んだことがもうひとつ・・・。

今回の製品はある電子機器メーカーさんと組んで開発したものです。
そこからの協力がなければ、この展示会は生まれなかったでしょう(本当に感謝)。

我々にとって他業種の方と組んで何かをする、というのは初めてのことです。
異なる業種同士ゆえの製品への見方の違いを知るのは大変勉強になります。
展示会での反省を踏まえ、これから販売のための製品化に動くわけですが、お互いの違いを踏まえた上での役割分担についても昨日は話し合いました。
異業種と組んで新しいモノを作るときは、お互いの市場や置かれている環境、そういったものを理解しあいながら作っていくものだと感じます。

きっとうまくいく、そんな気さえ起ってくるミーティングでした。

2006年04月07日(金)更新

ご来訪ありがとうございました

4月5日から3日間に渡って開催された「国際計量計測展」も無事終了しました。
弊社展示ブースにお越しいただいた得意様の皆様、
製品に興味を持ってお越しいただいた皆様、
この場を借りて御礼申し上げます。

皆様からいただいた貴重なご意見を今後の製品開発に繋げたいと思います。
ありがとうございました。

2006年04月05日(水)更新

国際計量計測展・初日です

スタッフ一同、精一杯準備しました。 ご来場お待ち申し上げます。


Inter Measure2006 国際計量計測展開会式の様子です
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