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株式会社サワダ製作所 代表取締役 澤田 浩一 の日記です
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2006年07月06日(木)更新
企画の実現について
ある企画を立ち上げ、実現してゆく過程で大切なことは何でしょうか?
私自身、現在進行中の企画案を実現めざして錬っている最中なのですが、何かが欠けているように感じてなかなか自信を持ってプレゼン出来ていないように感じています。お答えいただければ光栄です。(明治大学商学部 4年 沢田栄太さん)
「冷たい頭」と「熱い心」だと思います。
では「冷たい頭」とは・・・・
・沢田さんが立てられた企画は、誰に対して、何を提供するものなのでしょうか?
それが30秒以内で言えますか?
・企画を始めるにあたり、取り巻く環境や状況を分析してみましょう。 関係者や競争する相手、協力者もあげてみてください。
もし沢田さんがグループを組んで企画を立ち上げているのなら、この企画を始めるにあたってグループ内では、どんなプラスがあるでしょう?
例えば、みんながワクワクする、仲間の絆が出来る、知らない人と知り合いになれる、収入が増える・・・・etc
マイナス面ではいかがでしょう?
自分の貯金を崩さないといけない、勉強時間を減らさないといけない・・・・・etc
沢田さんのグループを取り巻く環境、グループ外ではどうでしょう?
プラスの面では? またマイナスの面では?
誰それが喜ぶ、沢田さんの競争グループより教授のお目が良くなる、親に迷惑かける・・・・・etc
・沢田さんが立てた企画の対象者に(誰に)とってはどんなメリットがあるでしょう?
・その企画はどんな方法で提供しますか? そのための方法は何ですか?
・企画を実行するために必要なモノやコトは何ですか?
人、モノ、お金、方法・手段、時間、方針、連絡、情報、手順、などなど
・上記であげたものの中で、最も重要なこと、ボトルネックとなるものは何ですか? それを行うためには更に何をしないといけないですか? 現状と比べて何を変えないといけませんか?
・企画を実現する上で予想されるトラブル、問題、課題はないですか?
(グループ内、グループ外、個人、人間関係なんでも)
こういったことを紙に書き出してみましょう。
実は弊社でもこういったことを整理して書き出してみて、企画を立てたりしています。
実際に紙に書き出してみると、頭が非常にクールダウンして、案外書けなくなることもあります。
それから最後に・・・・
沢田さんにとって、この企画は絶対やりたいものですか?
貴方の理念や信念に沿うものですか?
これが「熱い心」です。
2006年07月05日(水)更新
評価調整会議
本日、弊社では初の「評価調整会議」を行いました。
弊社では目標管理制度をこの4月に導入したところです。
弊社の目標管理制度は、各社員さんが立てた目標の達成度や役割責任の遂行度合いなどを直属の上司が半期ごとに評価を行い、さらにその上の所属部門長が二次評価を行って、それぞれの点数に大きな差があれば調整する、という方法を取っています。
また各社員さんの目標は部署目標に、部署目標は全社目標に沿っています。
「評価調整会議」とは、そうやって決められた評価をさらに部門間での甘辛がないかを見たり、最終的な評語に落とし込むための会議です。
そして決められた結果は賞与にも反映されます。
会議の出席者は係長職以上、全員が出席してこの任を負います。
非常に任の重い仕事です。
なぜなら人が人を評価するのですから。
今回はじめての取り組みだったせいかもしれませんが、決まるまでに4時間を要しました。
会社の業績はお客様が評価します。
ですが会社が日々行っていることは適切なのかどうかは、自分達で評価しないといけません。
もし日々行っていることが間違っているなら、それは売上げや利益にいずれは反映されるでしょう。
でもそうなってからでは遅いので、自分達での評価も必要だと思っています。
社員さん一人一人の行いが、会社として正しい方向なのかどうか、それを職位を持った管理職が真剣に討論して、なおかつ自分達のあり方も見つめなおす、
それが「評価調整会議」の意義だと改めて感じています。
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